最近、部屋の汚れを無性に綺麗にしたくなる僕。
そんな僕ですが、ここだけはちょっとと、目を背けたくなる箇所があって長い間見て見ぬふりをしてきました。この汚れだけはもう無理だろうとあきらめていました。集合恐怖症の僕は見るだけでいつも鳥肌が立っていました。
あー、どうしてこんなに長い事ほったらかしにしてきたんだろうと過去の自分を責めたくなります。しかし毎日掃除をやる中で、この汚れをなんとかして綺麗にしたいという思いが強くなっていきました。毎日掃除をするようになったからこそ、問題に向かい合う気持ちが湧いたのだと思います。
その汚れがこれです。
今見てもこれはひどい。頭から肩にかけてその内側でぞわぞわ不快な分子が騒いでおります。
この汚れを綺麗に出来たらどれだけ素晴らしいことか!
気持ちが前向きになったら、アイデアが湧いてきます。なんで今までこんな簡単な事に気づかなかったんだ。きっと現実逃避をしていたからだ。この素晴らしい世の中には「サビとりグッズ」なるものがあるじゃないか!
そう思った僕は、すぐに車を走らせ大型ホームセンターに向かいました。すぐにそれは見つかりました。まるで自分を待っていたかのように、そして引き寄せられるように私はそれを手に取りました。
それがこれです。
その名も
「メガトン!激浄!サビ落とし(カンタン除去!サビ戻りなし!)」(以下メガトン君)
その時欲しかった言葉。僕は救われた気持ちになりました。すぐに購入し心躍らせ我が家に戻ります。
これから、あの汚れがどう変わっていったのかご紹介していきたいと思います。激闘の2時間でした。
1回目
カビの部分にスプレーを噴射すると、搾りたてのブドウのような紫色の液体がグロテスクに出てきました。サビに触れると液が紫色に変化するようです。
5分程度そのまま放置したら、濡れた雑巾で拭き取ります。
明らかにサビが薄くなっています!
しかし長年放置したサビは頑固でまだ残っていますね。
2回目行きます。
まだまだ紫色の液体が出てきています。1回では頑固なサビを除去するのはさすがに無理でした。1回目よりは明らかに紫色の液体の量が減ってきているのがわかります。液体がポタポタ滴り落ちるので下には新聞紙を引いています。
一回目よりもさらにサビが取れてきています。そのあとも噴射と拭き取りを続けます。
多少、長年こびり付いたサビの形跡は残っていて新品同様とまではいかないものの見違えるように綺麗になりました。少なくとも鳥肌が立つことは無くなりました。
メガトン君ありがとう!
君のおかげで救われた。こうして私の戦いは終わりを迎えた。(計、約2時間)
しかし、あそこまでになる前にメガトン君に出会えてれば完全勝利を掴めたのに。。。と多少自責の念が湧いてきた。
(おまけ)
今回の戦いにあたってメガトン君の他にもう一人助っ人を用意しました。それがこれ。
「サビとり 消しゴム」(以下消しゴム君)
ある程度メガトン君でサビを取った後にこの消しゴム君を使っての完全勝利を狙いに行きました。
結果、塗装が剥げた。
消しゴム「・・・・・・。」
僕「消しゴム君。。。ありがとう。今回の戦いでは君の出番はなかったみたいだ。
だけどよく見ると君はカロリーメイトのようで美味しそうだね。食欲が湧いてきたよ。」
ありがとう。
消しゴム「・・・・・。」
僕「・・・・・。???」
その時ひらめいた。
あれ、もしかしてここから消しゴム君でサビの跡を剝がしていってその上からペンキで塗装すれば、新品同様完全勝利を手にすることができるんじゃないか・・・・
そんな期待を胸に僕は次の戦に備えるのだった。
(出演)
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つづく。
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