今日の岐阜県の自衛隊候補生による事件について思うこと。

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今日の午前中に岐阜県の自衛隊射撃訓練場にて痛ましい事件が起きた。

18歳の自衛隊候補生が射撃訓練中に上官3人に対し発砲し2名を死に至らせ、1名が重症を負った。

このニュースが世間をざわつかせている。今日の出来事でまだ情報が少なく事件の全容が明らかにはされていないが、今わかっているところで言うと次の通りだ。

・犯人の18歳は今年の4月8日に入隊し、今日6月14日に犯行に及んだ。

・犯人は自らの犯行を認めている。

・犯人は犯行に際し、特定の上司に対して殺意があったことを認めている。

・射撃訓練は今回で5回目であった。

犯人の動機についてはこれから明らかになるのではないかと思う。

この事件で最も目を引いたことは、犯人が自衛隊に入隊してから犯行に至るまでの期間の短さだ。

約2か月というわずかな時間に殺意を抱き、実行に至らしめるだけの濃密な人間関係がそこで展開していたということに驚く。

この「短さ」ということの驚きでいうと、僕は最近職場の若い女性との会話を思い出す。

彼女曰く、映画はすべて2倍速で見ていて、小説は全部ナナメ読みをする。情報源はほぼツイッターとかなんとか。

この時も、「早い」、「短い」ということで驚いた。

時代の流れはどこまでも加速していく。それは生活のいろんな面で垣間見ることができる。

今回の事件と現代社会の有り様を結びつけることはあまりにも短絡的に過ぎることは思うが、自分の中でこの「短い」というキーワードがなんとなく重みを持って感じられた。

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