私、以前は大の掃除嫌いで、いつも部屋にはほこりが溜まっていて、テーブルの上にはペットボトルや食べた後の食器、机の上には書類、本、文具などが乱雑に置かれている。椅子の上には衣類が積まれている、シンクには食器の山という感じのまさに汚部屋の住人でした。
日常的にそんな部屋に住んでいるとやっぱり精神的にも不衛生で、仕事やいろんな場所にその影響が出ていました。
「部屋は自分の心を映す鏡」とは良く言ったもので、まさにその通りだと思います。
いつも身内や職場の人間関係の不平不満が頭に沸いて来る。
何をしても楽しいと感じない。
人生が虚しく感じられる。
いつも借金を背負っているような心持。
不安が多い。
以前の私です。 このように感じている人はたくさんいると思います。
部屋の状態は自分の心そのものです。類は友を呼びます。心が汚ければ汚いものが寄ってきますし、綺麗であれば幸運がやってきます。部屋を綺麗にする習慣を身に着けることでこのことを確信をもって断言することができます。
部屋を綺麗にする習慣を身につけることで、厚い雲が晴れたように問題は改善されていきました。現在部屋が汚い人は人生を変えるチャンスです。
方法はとても簡単でシンプルです。「なんだ!こんなことでいいの!?」そう感じると思います。掃除が嫌い、苦手そういう方に是非見てもらいと思います。
人間の行動は90%以上が無意識で行われている
いつも部屋が綺麗な人といつも汚い人を比較してみるとすぐにその違いがわかります。人の日常の動作からその違いが読み取れます。日々の習慣によって影響された無意識がその人の雰囲気を形成します。ちょっとした行動、仕事の仕方、文字の書き方、話し方、声その人全体を覆う雰囲気。
他人からは「なんとなくこの人、清潔感があって好きだなあ・・・」とか「なんとなくこの人だらしなくて信用できないなあ・・・」と見られているし自分も他人からそんな雰囲気を感じることがあるでしょう。
そんな「なんとなく」の印象こそが実はその人の本質を突いています。これは本人が隠そうと思っても不可能なものです。無意識から出てくるものですから。他人(特に子供)は、確実にその雰囲気をキャッチします。
コントロール不可能な自分の無意識にメスを入れ、なんとなく周りを幸せに出来る人間を目指しませんか?そのための一つの手段として掃除や片付けで部屋を綺麗にする習慣を身に着けて行きましょう。 必ず人生が好転します!しかも超簡単な方法で。
今回はそんな人生を変える簡単な掃除の方法をご紹介していきたいと思います。その方法は大きく分けるとたったの2つです。
全力で部屋を綺麗にしましょう!
「おいおい!!!超簡単といっておきながら、いきなりハードすぎるだろ!?しかも雑すぎる!!!」と怒られそうですが、ここがすごく大事です。
ここが本テーマの最難関でここさえクリアできれば問題の90%は解決です。ですから最初のこの1回だけ気合を入れて本気で頑張ってください。大変なことをずっと継続することはストレスがかかりますが最初の1回だけならできる気がしませんか?
部屋の汚れは負債と同じです。溜めれば溜めるほどその返済は負担になります。部屋の汚れはこれまであなたが溜めてきた負債です。ここは一気に頑張って全部返済しましょう。
ですからこの1回目は時間の取れる休日。さらには体力があるうちの午前中が良いです。そしてできればテレビや音楽は消して無音の中で行ってみてください。
頑張ると言っても大変なのは最初の10分だけで、その後は綺麗にしていく過程でどんどん心地よくなっていきますよ。最初の10分だけは「よし!やってやるぞ!」って気合を入れてやってみてください。
ここから具体的な掃除の方法を紹介します。
(1)現在の部屋の状況をスマホの写真で撮影してみましょう!
ここでまず最初にしてもらいたいことは「現在の部屋の状況をスマホの写真で撮影すること」です。写真を撮ってもらえればわかると思います。「ええええええ!私の部屋ってこんなに汚かったの!?」
人間は自分の見たいように現実を見る(古代ローマ帝国将軍ユリアス・シーザーの言葉)
自分が思っている以上に見苦しくて驚くと思います。現実を直視してください。これめちゃくちゃ大切です。汚部屋の人はもしかすると現実から目を背け問題から逃げやすい傾向にあるかもしれません。だから逃げないでしっかりじっくりと現実を直視してください。
(2)沈思黙考をしてみましょう!
写真を撮って現実を直視した後やっていただくことは、しばらくの間どうやってこの汚部屋を綺麗にしていくか、その段取りを考えて見てください。綺麗な部屋をイメージしてみてください。
ここでネットや本に頼ってはいけません。自分の頭で考えるのです。
「まず部屋のスペースを作りたいな…
とりあえず洗濯物は洗濯機に入れて回す・・・
次に捨てられるものは全部ゴミ箱に捨てるといいかな・・・」
という感じでここをこうしてああして、その次はこうしよう。大切なのは能動的で自由な意思決定です。自分の生活を振り返ってください。
常日頃、だらだらと面白くもないテレビやユーチューブ、ゲームなどに長時間費やしたり、職場ではやりたくないことをただやらされているような感覚に陥ったり。
本当に自分がやりたくて楽しみながら行っているのならば全く問題ないと思います。そうでないならば問題です。部屋が汚いということはその人の受け身的な性格傾向を伺わせます。
ここでも無意識が関係しています。大切なことは積極的な意識です。どこから手を付けていいかわからないかもしれません。それでもなんとか自分の頭で考え、イメージをしながら段取りを組み立てて行ってください。
ここでは失敗はありません。ある程度段取りを組み立てられたら、あとは行動あるのみです。片付けて見てください。最初はいろんな感情が湧いて来るでしょう。そんなもんです。10分間頑張って乗り越えて見てください。
「結構綺麗になったんじゃないか」
そう思ったら再度写真を撮ってみてください。おそらく啞然とすることでしょう。まだ汚い。。。そしてまたその写真を見ながらどこをどうすれば綺麗になるかしばらく考えて、実際に行動してみましょう。
「現実直視→沈思黙考→行動」
このループです。このループを続けていると気づくはずです。
「心の中に雑念がない!」心地よい静寂を感じるはずです。ここまで来たら体が勝手に動きゴールまで行ってくれます。
勝手に知恵が湧いてきます。体が勝手に「きれい」を求めて動いてくれます。本当に気持ちいいです。掃除をするという行動があなたの心を入れ替えます。
これで部屋はどうしたって綺麗になります。
部屋が綺麗になったらあとは綺麗になった部屋を汚さないことですね。
これは簡単です。
部屋を汚さないために心がけることは2つだけ
①ゴミは即、ゴミ箱に捨てる。
②使ったものは即、所定の位置に戻す。
「なんだ当たり前のことじゃないか」
当たり前のことなんです。しかしその当たり前のことを怠ったから部屋が汚くなってしまうんです。部屋を綺麗にするのは超シンプルで難しい事は何もないんです。2つのことを常日頃から意識さえしていれば部屋は汚れない。これだけなんです。
なのでこの2つだけを強く意識してみてください。あれやこれやと考え出すとそれだけ習慣づけのハードルは上がります。ですから2つのことだけを強く意識してみてください。
もうあなたの部屋には以前のような大きな負債はありません。ですが、無意識的に放置してしまえば負債はどんどん積みあがっていきます。しかしもう以前とは比べ物にならないくらいに負担なくものを片付けられる状態にあるのです。
溜まる前に ①即捨てる ②即片付ける
問題は無意識に流されること。意識さえしていれば、簡単にできることに気づくはずです。
朝起きたらパジャマを脱ぎっぱなしにせず畳んで所定の位置におく。仕事から帰ったらすぐに荷物や服を所定の位置に置く。これらのちょっとしたことから意識して取り組んでいきましょう。
部屋を綺麗にする習慣づけの方法はこれで終わりです。この習慣を通して、これまでの自分自身の悪い癖に気づくはずです。
現実から目を背けてしまうところ
常に受け身で流されてしまうところ
心に余裕がなく、いつも時間ギリギリなところ
問題を後回しにするところ
無駄遣いが多いところ
などなど
掃除を通して、自分自身が見えてきます。(現実をありのままに見る。)
そしたらまた振り返って考えて見ましょう。(沈思黙考)
改善のためにまた行動してみましょう。
掃除をして部屋を綺麗にするループから人生を好転させるループにつながります。
本当に変わりますよ!人生が大きく!
まとめ
1.部屋を綺麗にする習慣を身につけるために必要な2つのことは
①まずは汚部屋を全力で片付ける。
現実直視(スマホ写真撮影)→沈思黙考(ネットに頼らず自分で考える)→行動
②2つの意識を常に持つ。
・ゴミは即、ゴミ箱に捨てる。
・使ったものは、即所定の位置に戻す。
2.部屋を綺麗にすることで、自分が見えてくる。
3.掃除を通して心が入れ替わる。
4.掃除をすれば人生が好転する。
いかがでしたか?
自分も他人もそれまでよりも幸せになる、掃除の習慣を身に着けてみませんか?
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