明るく幸せな気持ちに包まれたい!そんな時に見たいおすすめ映画2選

映画

楽しい気分になる映画が見たい~~~!
明るい気分になる映画が見たい~~~!!
幸せな気分になる映画が見たい~~~!!!

そんな気分になる時ってありませんか?
私はしょっちゅうあります。しかしそんな気分の時に気分にあった映画を探そうとしてもなかなか見つからない。見ても全然楽しめずストレスが溜まってしまったということもしょっちゅうあります。

共感していただける方に是非おすすめしたい!
気分を幸せにしてくれる映画です。

ミッドナイト・イン・パリ

贅沢で、オシャレな、美味しいフランス料理のフルコースを味わったような映画

2011年制作 監督・脚本:ウディ・アレン
        出演:オーウェン・ウィルソン レイチェル・マクアダムス
           マリオン・コティヤール レア・セドゥ
第84回アカデミー賞脚本賞受賞

映画のあらすじ

アメリカで活躍する脚本の主人公(ギル)が婚前旅行でパリを訪れる。ギルにとってパリは憧れの地であり好奇心と想像力を刺激する場所。そんな幻想的なパリの街でギルは時空を超えて旅をすることになる。そこは1920年代のパリ。そこでギルは偉大な芸術家たちに出会い恋をする。

映画の見どころ

おしゃれな街並み

ジャケット写真にあるゴッホの「ローヌ川の星月夜」に象徴されるようにフランスの芸術的な街並みがとても愛おしい。カフェや露天に並ぶ古本屋、おしゃれな花屋にレコードショップやアンティークショップ、そして町を行きかう人々。流れる軽快で落ち着いた音楽を聴きながらそんなパリの街並みを見ているとまるで旅行しているような気分になります。

登場人物がとにかく豪華

キャストも豪華ですが、登場人物がすごい。誰でも一度は耳にしたことがあるような偉大な芸術家たちが登場します。ピカソ、ヘミングウェイ、フィッツフェラルド、ダリ、ロートレックなどなど。
過去と現在を行き来するストーリーなのですが、華やかで情緒あふれる1920年代サロンに集う偉大な芸術家の日常の様子に胸が熱くなります。
映画を見た後、彼らをウィキペディアで検索して見てみるとそこに書かれている彼らの人柄が映画のそれとリンクしていておかしかったです。

ロマンス

主人公ギルは憧れの偉大な芸術家たちとの交流を通して自分を見つめ直します。そして過去のパリで出会った美しい女性に恋をする。そして主人公は大切なことに気づくのです。その大切な気づきを得てから後の展開は特にラストシーンは鳥肌が立つくらい美味でした。


パリの美しい町並みやロマンスに心を魅了され
スカッと要素もあり
人生の示唆にも富んでいる
見終わった後には幸せな気分に包まれる

「ミッドナイト・イン・パリ」
大人がワクワク出来る名作です。

フラガール

時代の流れに飲み込まれつつある炭鉱村にハワイを作った実話に感動!

2006年公開 監督:李相日 出演:蒼井優、松雪泰子、豊川悦司、富司純子
第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞

映画のあらすじ

舞台は1940年福島県いわき市の長年炭鉱で栄えた田舎町。しかし石炭から石油へと社会がシフトしていく中で時代の流れに取り残されようとしていた。多くの労働者が失業し将来の不安に打ちひしがれる中地元の温泉の熱を利用し東北の寒い田舎にハワイを作ろうという企画が持ち上がった。

それまで長年炭鉱で命を懸けて生きてきた人々は突然の話にとまどう。そして彼らはハワイ計画の象徴とも呼ぶべき地元の若い娘で構成されるフラダンスに強い抵抗を抱くのであった。

自由を求めてフラダンスを踊る娘たちは村人の理解を得られるのか。

映画のみどころ

当時の時代背景

まずこれは1940年の炭鉱で栄えた田舎で起こった実話だということです。代々炭鉱で生活してきた人々にとって男は命をかけて山で働き、女は男を支えるという構図は絶対的なものでありそれを守ることで生きながらえてきました。その一貫した生き方をしてきた村社会にあって世界は石炭から石油の時代に変わりつつあり人々の生活にも否応なく変化が求められます。

当時の時代背景を考えると、現在とは比較にならないくらい自由がなく閉鎖的な社会であっただろうと想像できます。そうした社会で生きてきた人々が派手な衣装に身を包み肌を露出し笑顔を振りまいてハワイのフラダンスを踊る娘たちをすぐに受け入れることは当然にできません。その中で極わずかな希望を抱く人や自由な生き方を求める若い娘たちがとてつもない軋轢を前に向かう姿にはとても感動します。

役者陣のフラダンスが普通にうまい

よく編集でごまかす的なものではなく、松雪泰子や蒼井優など「え、バレエでもならってたん!?」ってびっくりするくらいダンスが上手で、しっかりと映像にのっています。どうしてもこの映画のためにどれくらいのトレーニングをしたんだろうと疑問が浮かびます。
実際蒼井優は2か月間少なくとも6時間、多い時で8時間以上の練習を続けたとのことです。それにしても2か月でこの完成度は恐るべきものがあります。
この映画で蒼井優は日本アカデミー賞新人賞を受賞しています。

成長していく人々の姿がまぶしい

この映画はヒューマンドラマです。閉鎖的な社会で凝り固まった人々、自由な生き方を求める若い女性たち、都会から出てきた訳ありのダンサー。さまざまな価値観が本気でぶつかり合いながらダンスを通じて絆を深めていく。それと同時に1人1人の成長していく過程がうまく表現されていてとても見ごたえがあります。この映画を見ればとても前向きな気持ちになれることでしょう。

わずかな小さな光が大きく大きく拡大し、大勢の人々を巻き込んでいって最後スパークする演出は圧巻です。
それにしてもこの話が実話だということが本当に驚きです。
作中にハワイアンセンターとフラガールですが、今でも現役で福島の地で活躍しているようです。


いつの時代にもある社会の変化や大人と子供の対立。
2023年現在もインターネットやAIの進化によってとてつもなく早い速度で社会が変化しています。その流れについていけない人々も大勢いることでしょう。
この映画は生き方のヒントを示唆してくれている作品ともいえます。

前に向かって生きる勇気をくれる映画
「フラガール」

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