熱帯夜でもエアコンや除湿機を使わずに快適に過ごす方法

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7月16日、金沢市日中の気温35℃。あっついです。皆様いかがお過ごしでしょうか?連日の暑さに夏バテなどされておりませんでしょうか?


猛暑を乗り越えるために必要なものは体力
体力維持に必要なものは睡眠
だけどこう暑苦しくては夜なかなか眠れないと嘆いておられる方も多いのではないでしょうか。


日中は暑くても夜はぐっすり眠りたいですよね。


私はエアコンが苦手でありまして、夏でも冬でも寝るときはできるだけエアコンはつけません。
冷房をつけた状態で寝ると翌日高確率で風邪を引いてしまいます。

昼間に扇風機は使いますが、夜寝るときには睡眠の妨げになりますのでできるだけ扇風機も使わないようにしています。
なので私はこの暑い時期に夜はエアコンも扇風機も使用しない生活をしております。
それでも快適に過ごせる方法をご紹介したいと思います。
同じことをやっていらっしゃる方も多いと思いますが。ヒンヤリして気持ちがいいです。
その方法とは。

保冷剤やペットボトルを使って、部屋を冷やす

暑いなら部屋の温度を下げればいい。至極当たり前のことです。
ではどうやって。
これを使います。

「保冷剤」です。

家の冷蔵庫にいくつも使っていない保冷剤が眠っていませんか?
もし使っていないのなら、それは一体いつ使うんですか?

今でしょ!

私は使っています。空いたペットボトルも使っています。あとボール。

これ

これも使います。

ボールに保冷剤を入れて

その上に水を凍らせたペットボトルを置いて

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少し高いところにおく。
完成です。

実際にこの保冷装置を少し高いところに置いて寝ると、ヒンヤリとした冷気がゆっく~~~り、まるで霧のように低いところを流れているのを肌で感じることが出来ます。寝ている近くに置いていると逆に寒さを感じるくらいです。

上の写真くらいの量で体感として3℃~5℃室温が下がります。部屋からでると「暑っ!」ってなります。保冷材の量を増やせばさらに室温を下げることが出来ますので、家に保冷剤があれば電気代を使わずある程度自由に温度を調節し快適に過ごせます。

保冷剤は約6時間持ちました。
あとペットボトルの氷の鳴き声がたまらないです。
「キーーン、ペキペキ、キーーーーン」みたいなやつ。
寝る30分くらい前にセットしておくと、部屋の下部一面に冷気が溜まって足元がヒンヤリする感じがわかりますよ。
明らかに室温が下がります。

さらにこれのすごいところは除湿効果があるところです。

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室内の水蒸気が冷やされて液体化しています。
お金をかけずに、保冷剤とペットボトルでエアコンと除湿機の役目をこなすってすごくないですか?
電気代が高騰する昨今やらない手はないと思います。

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氷枕も頭や顔にあてるとヒンヤリすっごく気持ちいいですよね。

冷感、敷パッドを使ってみた

先日ニトリに立ち寄った時にたまたま目に入ったのが冷感敷シーツだったんですよね。こんな暑い時期だからお店も全面的に前に出していたんですけど私は初めてその存在を知ったんですよね。どんだけ世事に疎いんだって話は置いといて、その時は見るだけで購入しなかったのですがやはり気になってネットで購入しました。

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「ビリオン ひんやり敷きパッド」

すごく安くて(2000円以下)評価も高かったので買いました。

届いた日から使用しました。ゴムで引っ掛けるタイプなので外れにくく、寝苦しい日が続く中、ひんやりが持続するので気持ち良いです。 

楽天市場

大きさもちょうど良く、夏にピッタリのひんやり素材で良かった! 

楽天市場

確かにヒンヤリ感がありました。ダメ押しのヒンヤリです。保冷剤とペットボトルとヒンヤリ敷きパッドがあればこの夏を乗り越えられる安心感を得られました。


これらのように直接的に温度を下げる方法もあれば、食べ物も暑い夏を乗り切るためのアイテムになります。

体を冷やしてくれる食べ物

夏野菜や熱帯地域での栽培に適しているものが体温を下げる働きがあると言われています。

夏野菜:キュウリ、トマト、ナス、ピーマン、ミョウガ、カボチャなど

熱帯地域での栽培に適しているもの:ゴーヤ、スイカ

これらの共通点は、水分量とカリウムが豊富に含まれており、体内の熱を放出してくれる働きがあります。それにしても熱い所や時期に人間の体温を下げてくれる作物が育つって自然の神秘を感じますね。人間と自然ってしっかりつながっているんだということを考えさせられます。

深部体温を下げると良い睡眠につながる。

この書籍には睡眠に関する様々な有益な情報が載っています。その中でも特に深部体温を下げることの重要性が説かれています。そもそも深部体温とは。

深部体温体内の内臓や脳などの体の中心の機能を守るために一定に保たれるもの。
皮膚温度:手足など体の表面の温度。

人間の体はこの深部体温が下がるときに、眠りにつきやすくなると言われています。
極端な例をいうと雪山で遭難した人が急激な眠気に襲われ、相棒に「寝るなー!」って言われているシーンをテレビや映画などでよく見ますよね。あれです。

深部体温を下げる方法は上の書籍でいろいろ書かれていますが、その中からいくつかご紹介します。

夏野菜や熱帯地域での栽培に適しているものを食べること。

先にも上げましたが夏野菜などは水分とカリウムが多く含まれていることから深部体温をさげるのに適した食材であると言えます。
ここで気を付けなければならないのは、食事は就寝時間の3時間前には済ませること。それは食べ物が胃や腸で消化吸収されるまでにはそれだけの時間がかかりその間働き続ける胃や腸が熱生産をするためです。その間は深部体温は下がりにくくなります。

寝る前に温かい飲み物を飲む。


これは意外に思われるかもしれませんが、一時的に深部体温をあげるようにしてやれば人間の恒常的機能により一定の適切な温度に保とうと体温を下げる働きが生じます。その体温が下がるときに眠くなるスイッチが入るというわけです。
おすすめの飲み物は、白湯やホットミルク、生姜湯など刺激が少なく体温をあげてくれるものです。逆に良くないのがカフェインが入ったコーヒーや緑茶などです。

寝る90分前くらいに入浴を済ませる。


これは上の温かい飲み物を飲むのと同じ理屈で、人間の恒常性(ホメオスタシス)によって一旦深部体温意識的に上げることで、その後の深部体温をさげることを期待するものです。入浴すると一般的に深部体温が0.5℃上昇すると言われています。これをもとの状態に戻すのに90分くらいかかることから寝る90分前くらいに入浴することで良いタイミング眠りのスイッチが入るというわけです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
連日続く猛暑の中、熱帯夜を快適に乗り切る方法をいくつかご紹介させていただきました。
一番最初に説明した保冷剤を使って室内にヒンヤリした冷気を作り出す方法はシンプルですぐに実践できてその効果がわかると思います。

深部体温が下がるときに人間は眠りのスイッチが入るってご存じでしたか。こちらも少しずつ意識してこれまで寝る直前にご飯を食べていた方であれば3時間前までに済ませるなど生活を変えて行けば、少しずつ生活の質を改善していけるかもしれませんよ。

この記事が誰かのお役に立てれば幸いです。

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