超悪人面のゴリマッチョ、「マ・ドンソク」がアツい!ドンちゃんのおすすめ映画10選(おすすめ順)

映画

マ・ドンソクの時代が来ている。

悪人面の代名詞になりつつある韓国俳優マ・ドンソク。
日本人でマ・ドンソクを知らない人はもういないだろう。
みんな大好き、マ・ドンソク。
ゴリマッチョのパワーファイター、マ・ドンソク。
可愛さ満点、マ・ドンソク。
そんなマ・ドンソクから今、目が離せない!!!

というわけでマ・ドンソクが暴れるおすすめの映画をご紹介していきたいと思います。

マ・ドンソク

韓国系アメリカ人俳優
1971年3月1日韓国で生まれる
身長178㎝
体重100kg
子供の頃に映画「ロッキー」を見てボクシングを始め、俳優を目指すようになった。
大学で体育学を学びフィットネストレーナーやボディビルダーをする。
その後俳優になる。
デビューはアメリカのミュージカルだった。
韓国での愛称はマブリー(マ・ドンソク+ラブリー)

(wikipedia引用)

ザ・バッド・ガイズ

強すぎる! そんな彼の趣味は、ミシン縫い

2019年公開 監督:ソン・ヨンホ 出演:マ・ドンソク、キムアジュン、キムサンジュン

警察と悪人たちが手を組み、恐ろしい巨大な悪の組織に立ち向かうストーリー。
とにかくマ・ドンソクが強い。バッタバッタと悪人たちをなぎ倒すシーンは気分爽快。
美人詐欺師のキムアジュンもよかった。

この映画は韓国の中ではおそらくB級映画に属するものだと思われるが、とにかく面白い。
ルパン3世とかシティーハンターといったアクションもののアニメを見ているようだ。
これが実写アニメだとしたらすごく出来が良い。
演出は、主役級の面々が涼しい顔で並んで登場したりする。中2っぽい演出に思わず笑ってしまう。かと思えばサイコパスの狂気の演技に怖気を感じることもある。そしてアクションシーンがこれまた痛快でスカッとします!

全体的にメリハリが効いていて展開もわかりやすくテンポも良い。
構成がしっかりしているし、見ていてとても気持ちがいい映画。
そして当然にマ・ドンソクが大暴れする。見るしかない。

それにしても韓国映画ってレベル高いな。

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犯罪都市 第1弾 THE OUTLOWS


とてもリアルなジャッキー映画。コメディ要素もあるけど、暴力性が突き抜けている!

2017年公開 監督:カン・ユウソン 主演:マ・ドンソク、ユン・ゲサン

大人気シリーズとなった「犯罪都市」第一作目がこちら。
2024年春に公開予定の最新作には日本人俳優青木崇高が出演する予定だ。
シリーズ化されるだけあってめちゃくちゃ面白い。実際韓国で社会問題となった朝鮮族による事件を題材に暴力描写が半端ない。我々が想像しうる限界を超える残酷な人間が悪役として配置されている。ここまで突き抜けた生生しいバイオレンスはさすが韓国映画といった感じで、斧をもってサクサクするところは狂気そのもの。

この映画の魅力は、刺激的な暴力と悪に対する主人公マブリーのキャラクターの対比が秀逸です。
目を覆いたくなる暴力がこのヒーローを置くことによってエンターテイメントとして楽しむことができるようになっています。

今後ますますこの男が活躍していきそうだと予感させる作品です。


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犯罪都市 第2弾 THE ROUNDUP

2004年に実際にあった凶悪殺人事件を基にしたバイオレンス映画
主人公は人間味あふれるマ・ドンソク刑事。暴力シーンが苦手な方は閲覧注意

2017年公開 監督:カン・ユンソン 出演:マ・ドンソク ユン・ゲソン

本作はこれぞ狂気、これぞサイコパスと言える人間の心を持たない冷酷な犯罪者とユーモラスで人間味のある刑事が対決するバイオレンスアクション映画です。


暴力描写がかなり過激でナイフや牛刀を振りかざし血が飛び散る光景は思わず目を覆いたくなります。犯人の人的描写もとても緻密で絶対にこういう人間には関わりたくないと思わせる人物が鮮明に描かれています。その絶対的な悪に対して恐れることなく追いかけるマ・ドンソク扮する主人公の刑事の対比が生々しいヒーロー映画を見ているようで見るものを惹きつけます。

映画の序盤舞台はフィリピン。韓国から流れ者たちがその地で犯罪に手を染めていく韓国の実際の闇の部分とフィリピンのエキゾチックでどこか妖しい空気感が映画に臨場感を与えています。

本作もマ・ドンソクの剛腕振るうアクションシーンが気持ちいいくらいに炸裂してとっても見ごたえのある映画になっています。

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悪人伝

女子高生に傘を差しだす極悪ヤクザの組長、マ・ドンソク

2019年公開 監督:イ・ウィンテ 出演:マ・ドンソク、キム・ムヨル、キム・ソンギュ

本作もマブリーが馬の太もものような剛腕を振りかざして大暴れしています。この作品、シルヴェスタスタローンでリメイクが決定しているようです。スタローンで思い出したのですが、子供の頃にシルヴェスタスタローンやアーノルドシュワルツェネッガーそしてジャッキーチェンに熱狂しました。子供の自分にとって彼らは絶対的なスターであり必ず期待に応えてくれる偉大なる存在でした。
マ・ドンソク(マブリー)は彼らに勝るとも劣らないスターの素質を持った逸材だと思います。

本作は極悪ヤクザの組長(マブリー)が暴力刑事と手を組んで悪魔のような連続殺人鬼と戦う映画です。とにかくこの3人の個性が強い。

韓国映画ならではのリアルな暴力シーンは健在で連続殺人鬼の狂人ぶりには寒気を覚えます。そのサイコパス相手にヤクザと警察が大勢集まってのドタバタ劇です。今思えばサイコパス1人対大人数(ヤクザ+警察)の戦いですからとんでもないハンデマッチです。

サイコパス一人に翻弄されるヤクザと刑事。次第にヤクザと刑事の間に絆が芽生えていきます。
ハラハラドキドキの展開でまったく飽きません。
ザ・バッド・ガイズでもあったような主人公たちが並んで決め顔で登場する(スローモーションで)演出もありました。中2心を刺激してきます。

圧巻なのは最後の最後の終わり方です。その時の私の心の声は
「うーーーわぁ、これどうなるんだ・・・・」
詳しくは書けませんが、最高のラストシーンでした。


マ・ドンソク主演「悪人伝」
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新感染 ~ファイナルエクスプレス~


全力疾走するゾンビはアリなのか? もはやゾンビよ 何がしたい?

2016年公開 監督:ヨン・サンホ 出演:コン・ユ、マ・ドンソク、チョン・ユミ、チェ・ウシク

ゾンビ映画です。かなり衝撃的なゾンビ映画です。
知り合いに勧められて観て見ました。めちゃくちゃ面白かったとのことだったので。
この映画韓国での観客動員数1100万人を超える驚異的な大ヒット作です。

そんなわけで見て見たら、度肝を抜かれました。
ゾンビが走るのです。私の知るゾンビではありません。全力マッハで走ります。地の果てまでも追いかけてきます。それは怖いです。血に飢えた獣の如く生きている人間を追いかけます。追いかけまわして噛みつきます。噛みつかれた人間はゾンビになって、また全力マッハで生きている人間を追いかけまわします。

このゾンビごっこの中に、人間ドラマを押し込んできます。親子、兄弟姉妹、恋人、友人などの人間愛です。それらを使って泣かせにかかってくるところは正直ずるいなと思いました。そして根性がひん曲がった人間も出て来てこれまたいい味だしてます。

そしてなんといっても我らのマブリーです。
男気あふれる役どころ。これまた泣かせます。
とっても面白い映画なんじゃないでしょうか。
ただ私は、全力マッハのゾンビにはちょっと引いてしまいましたが。

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殺されたミンジュ

マ・ドンソクが尊敬する鬼才中の鬼才、キム・ギドグ監督作

2014年公開 監督・脚本・撮影・編集:キムギドク
        出演:マドンソク、キムヨンミン、イイギョン、イウヌ、パクソダム

映画好きならほとんどの人が知っているキム・ギドク。鬼才と形容されることの多い監督で独特な世界観を演出している。鬼才というと私の中のイメージとしてはアブノーマルで危険な臭いが漂う人物をイメージするのだがキムギドクのイメージとは少し違う。キムギドクの映画は性描写や暴力シーンが多いが一方で芸術性がとても高い。芸術性が高いという表現も少し違うような気もするな。とにかく独創性に満ちている。それは監督・脚本・撮影・編集までをこなすところからもわかるようにキムギドクには並々ならぬこだわりが強い。そしてどこまでも人間の本質に深く入り込んでいく。

キムギドクは20歳を過ぎて5年間海兵隊に所属し、その後牧師を目指して神学校に入学そして教会に勤務する傍ら絵を描くことに没頭。それからパリに飛び・・・・とその経歴も独特だ。
しかし彼の作風や経歴を見て共通して言えることは真理を探究する姿勢だと思う。

本作のインタビューでキムギドクはこういう言葉を残している。
「この世から暴力はなくならない。私はその理由を知りたくて、こういう映画を撮り続けているんだと思う。」

「殺されたミンジュ」は韓国社会の民主主義の死をテーマに描かれた作品として紹介されているが、私はこの作品を見てとても他国のそして他人事のようには感じられなかった。
ストーリーは女子高生が突然謎の男たちに無残にも殺害されてしまうところから始まる。そして事件から一年後に主人公マ・ドンソクをリーダーとするこれまた謎の組織が事件の容疑者を一人ずつ拉致して拷問し強制的に自白させていく。

その拷問の中で多く登場するキーワードが「上からの指示で・・・」
権力者側の人間が言う。良い暮らしをしたければ仕事を一生懸命やること、そして仕事の場に善悪を持ち出してはいけない。

暴力
命令
善悪の放棄

これら3つの要素が社会の中核にあり、ひいては人間の本質に繋がっているということをこの映画で訴えているのではないかと思いました。
キムギドクの映画は本当に深い。役者が演じている複雑な感情を読み解くのはとても難しい。でもだからこそとても見ごたえのある作品だと言えます。

この作品だけは、マ・ドンソク(マブリー)の悪人面かつゴリマチョのアイコン的キャラクターは影を潜めていますが、本作の主人公として人間の苦しみを鬼気迫る演技で熱演しています。

キムギドク作品を見ていつも思う。
「すごい映画」です。

ザ・ソウル・メイト

この映画は泣けます! (アクションシーンは控えめ)

2018年制作 監督:チョ・ウォニ 出演:マ・ドンソク、キム・ヨングァン、イ・ユヨン

この映画はマブリーにはめずらしくアクションメインではありません。感動のファンタスティックヒューマンストーリーです。といっても主人公マブリーの役どころは柔道会館の少々不器用でゴリマッチョな館長を演じています。ところが正義感はまるでなし。バスの中で老人がチンピラに絡まれていても助けようとせずスルーします。そこにはとても切ない深いわけがありました。

本作は韓国映画では定番のヤクザや警察が登場して一般市民が巻き込まれるドタバタアクションもあるのですが、メインテーマは傷を負った人たちが人々とのつながりを通して再生していく物語です。
感動のラストは号泣しました。まさかマブリーの映画で泣かせられるとは思いませんでした。

暴力的なシーンは控えめで、とてもわかりやすくしっかりとした構成で気軽に楽しめる映画です。


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守護教師

悪人要素ゼロでちょっとドジな熱血漢!ゴリマッチョな右ストレートは健在です!

2018年公開 監督:イム・ジンスン 出演:マ・ドンソク キム・セロン イ・サンヨプ

元ボクシング東洋チャンピオンの教師(マ・ドンソク)が女子高生失踪事件の真相に迫るサスペンス映画。ただただキュートなマ・ドンソク。本作はマブリーの悪役要素が全くなく、子供思いで正義感あふれる役どころ。その髪型や体系がゆるキャラにしか思えない。そしてちょっとドジで間が抜けている。クレーンゲームにはしゃぐ姿には悶絶してしまいます。

そんなマブリーが韓国の腐敗した権力に立ち向かう。
アクションシーンは控えめですが、マブリーの剛腕は健在です。
ハラハラドキドキのスカッと爽快サスペンス。エンタメ性が高く面白い作品です。

それにしても韓国映画に出てくる女性は気が強い人が多い。

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アンダードッグ 二人の男

みんなのアイドル「マ・ドンソク」目的で観ると少々期待外れかも知れない。
ストーリーも共感できないし、視聴者が喜ぶ映画ではない。
だが、しかし、、、

2016年制作 監督:イ・ソンテ 出演:マ・ドンソク、ミンホ、キム・ジェヨン

この映画に登場する人物はだいたいどうしようもない。タイトルにもある通りのアンダードッグ。
主要キャストは窃盗を繰り返し転売してその日暮らしの生活をする不良、売春の斡旋をする中年(マブリー)、刑務所帰りのサイコ野郎。
上手く生きられない若者が悪さをして誰かの恨みを買いその恨み憎しみが広がり争いに発展していくストリーです。

登場人物の誰にも共感することが出来ませんでした。正直胸クソ映画で若者たちのどうしようもなさに終始もどかしさを感じました。どうして彼らが落ちぶれてしまったのかその背景は詳細には描かれていません。終始アンダードッグたちのダメっぷりを見ることになります。

映画サイトに上がる評判も酷い物ばかりでした。
ではこの映画は駄作なのかというと私はそうは思いません。
面白味や胸のすくような爽快感はまるでありませんが、上手く生きることが出来ないアンダードッグたちのそのままの姿を無様に描き切っているところは評価できますし。演出もうまいです。さすが韓国映画という感じで。喧嘩のシーンにはとてもリアリティがありますし、絶望の中で生きる若者たちの悲壮感もよく出ている。なかでもサイコ野郎の狂気には見ていて恐怖感を植え付けられます。

「そういう風にしかいられなかった」

この映画には現代を生きる者の悲哀を感じることが出来ます。
エンターテイメントとしてあまりお勧めできる映画ではないですが、映画好きの人には是非一度見てもらいたいと思いました。


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ファイティン

マブリー過ぎるといえばマブリー過ぎる映画!

2018年公開 監督:キムヨンワン 出演:マ・ドンソク クォン・ユル ハン・イェリ

昔、シルベスタースタローン主演の腕相撲の世界チャンピオンを目指す映画「オーバーザトップ」が流行ったが、この映画の主人公マブリーも作中、子供の頃にスタローンに憧れていたと紹介されている。
主人公のマブリーは力持ちの大食漢でかなり抜けているが気持ちの優しい、腕相撲選手という設定です。

話としては家族や友情といった感動的なテーマではあるが正直内容が薄いと感じました。マブリー以外の登場人物のキャラも魅力が乏しい。ヤクザに絡まれたりするのだが、その動機やその他演出も弱い。アクションシーンもあるにはあるが弱めと全体的に中途半端な印象です。
それでもマブリーっぽいと言えばマブリーらしい映画。
マブリー映画でありそうでなかった映画。マブリー好きなら見てもいいかなという感じの映画。
結構好みがわかれる作品かもしれません。

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