(禁煙体験記)私がお金をかけずに簡単にタバコを辞めれた方法は坐禅です。

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私が2022年の3月1日にスタートした禁煙挑戦記録を載せます。
今から1年ほど前に日記に書いたものをそのまま載せます。
吸う本数を減らしていくなどもせず、辞めてみた記録です。

禁煙の方法は坐禅です。瞑想と言ってもいいです。
実際に四六時中坐禅をしていたわけではなく、坐禅をしている時の意識状態を応用して禁煙にチャレンジしました。

ちなみにタバコを20年以上1箱は毎日吸っていました。
過去に禁煙外来に行ったりしてタバコを辞めようと思ったことが何度もありますがその度に挫折していました。

しかしタバコは簡単に辞められます。

一日に数本程度のライトスモーカーから何箱も吸うヘビースモーカー関係なく簡単に辞められます。禁煙するのにお金をかける必要はありません。治療も必要ありません。なんの道具も必要ありません。
強烈な我慢を要する強い精神力も要りません。

ただ、今の心の内を観察して眺めるだけです。
もう少し具体的に言うと次の2つです。

禁煙の方法は2つの事を意識すること

1.今していることをじっくりと噛みしめて深く味わうこと。

2.タバコが吸いたくなったり苦しくなったら、その感情をただ眺めて掴まず追わずこねくり回さないこと。

ちょっとしたコツさえわかればほんとに簡単です。
禁煙をしたいと思う方は是非この記録を読んで参考にしてもらえれば幸いです。禁煙が簡単にできるのでコツを掴めば辞めたいことは何でも辞められます。

ギャンブル、買い物、甘いもの、ゲーム、夜更かしや先延ばしなどの悪習慣
辞めたいことならなんでも簡単に辞められますよ。
辞めたいと思わないことは辞める必要はないと思います。

ただ、もし辞められないと強く信じてるのならその思い込みは手放しましょう。
「簡単に辞められる」
そう信じてみましょう。そして自分の内面を観察してみましょう。

禁煙を始める前に禁煙することのメリットを考えて見ましょう。禁煙のみならずその他あらゆる依存症克服のメリットにもなります。

禁煙(その他依存症)を克服することのメリット

お金の浪費が抑えられれ、別の有意義なものにあてられる。
無駄な時間をカットし、別の有意義なものにあてられる。
・依存していることによる自分へのマイナス感情を払拭される。
・依存を克服したこと自体が自信につながる
・より健康的な生活を送れる。
精神的安定が得られる
・依存克服したことで他者からの評価が上がる。(誰しも何かに依存しておりその克服の大変さは知っています。)
他者からマイナス評価がカットされる。(タバコを吸わない人にとってタバコの匂いは悪臭です。)

などなど。メリットを挙げることで同時にその反対の依存症のデメリットがたくさん見えてきますね。マイナスがそっくりプラスに転換されると人生も大きく好転することが想像できるのではないでしょうか。

もう一度言いますが、簡単に辞められると信じてみましょう。
本当に簡単に辞められますので軽い気持ちで見てみてください。
この軽い気持ちが大切です。

禁煙の前に簡単なイメージをして見ましょう

ここで記録を読む前に簡単な準備として一つのイメージをしてもらいたいと思います。
この記事を読んでいるほとんどの人はタバコを辞めたいと思っているけどなかなか辞められないとも思っている方だと思います。こう思ってみましょう。

「自分は簡単にタバコをやめられる。」

心の中でさらっとつぶやいて見てください。
それを信じてみてください。

そのつぶやきが一粒の雫となって天からあなたの心に落ちます。
その一滴があなたの心に波紋を広げて頭から足の先そして心、意識全体に浸透していきます。
そうイメージしてください。

これでセット完了です。
軽い気持ちでお願いします。

これから実際に私が禁煙成功するまでの過程を記録したものを紹介します。

禁煙1日目の記録

午前中タバコを4,5本吸った。
午後0時以降、タバコを吸っていない。
もう10時間吸っていない。
目覚めた状態でこんなに吸わなかったのはいつ以来だろう。
今、夜10時。

これ書いたら寝ようと思ってる。
ちょっと確認したいことがある。

たばこってたしか辞めるのむずかしかったですよね!?

麻薬並みかそれ以上に難しいっていうてましたよね!?

禁断症状結構すごかったですよね!?

全然ですやん!!!

今日は仕事が休みでいつもと変わらない休みの日を過ごした。
本読んだり、ユーチューブ見たり、ジムに行って汗かいて、家に帰ってお風呂入って晩御飯作って食べて今。

何も変わらない。
タバコを吸っていないこと以外には
禁断症状もない。

さっき晩御飯食べたあと少しだけ吸いたくなったけど禁断症状なんて呼べるようなものじゃない。
ほんのちょっと吸いたくなっただけ。
ごはん食べた後はこれまで100%タバコ吸ってたから。

喫煙者ならわかりますよね?食後の一服のあの感じ。
ほんのちょこっと吸いたくなっただけで、それ以外はほんとに吸いたくなっていない。

これ信じてもらえるんだろうか?

みんな禁煙には本当に苦労する。僕もさんざん苦労してきた。だけどほんのちょっぴり意識の置き方を変えただけでこんなに簡単に禁煙できるのか。自分でも信じられない。

あまりのストレスのなさに笑いがこみあげてくるほど。
禁煙のために2つだけ意識した。

今していることをじっくりと噛みしめて深く味わうこと。

タバコが吸いたくなったり苦しくなったら、その感情をただ眺めて掴まず追わずこねくり回さないこと。

つまり坐禅をしている時の意識状態をもって今日一日を過ごした。
ほとんどタバコを吸いたいとも思わなかった。

「タ・バ・コ・ガ・ス・イ・タ・イ・ナ」って心の声が聞こえてきたら
「た・ば・こ」の「た」で、すぐに今に入る。つまり今していることをじっくりと深く味わうようにする。

走っている時の感覚やお湯につかっているお湯の温度、餃子のニラのにおい、手をふくときのタオルの肌触りとか立っているときに足にかかる重みとか呼吸とか

あらゆる行動に対して深く深く味わうようにした。
そんなもんだから、禁断症状でるどころか、なんならいつもより心地いい
ほんと笑えて来る

いやいやいやいや
そうは言ってもやっぱりタバコはそんな簡単に辞めれれるわけがない。

今日はたまたま休みだったから。
心に余裕があったから。
明日仕事でまたストレスが溜まる環境が待っている。
そうなった時、怪物タバコの本領を発揮してくるはず。

なんせ覚せい剤よりも依存性が高いなんて言われてるんだから
まさか、こんな雑魚なわけない。
よし明日に備えて今日は寝る。

ではまた明日

禁煙2日目の記録

只今、夜の8時半
昨日のお昼0時から始めた禁煙
2日目が終わろうといている。

昨晩は長い時間タバコ吸っていないのにイライラがまったく沸いてこなかったことに興奮しすぎたためか、あまりねむれませんでした。
坐禅をかじったことがある僕が20年以上吸っているタバコを坐禅スキルを駆使して辞めるチャレンジの2日目

今日も離脱症状はありませんでした!!!

途中何回かは吸いたいと思うこともありました。

・朝通勤するときの車の中で
・もうすぐお昼休憩になりそうな時間帯
・帰りの車の中で
・お風呂上り時

体が覚えてるんですね。
上に挙げたタイミングには必ずタバコ吸っていたのでその習慣が染みついているためにタバコを思い出します。

そして思い出したら
今していること自体を深く味わう
ということをします。

そしたらタバコを我慢するまでもなく、タバコを吸いたいという気持ちがすぅーっと消えていきます。消えていくと同時にだんだん心地良さがやってきます。
今日も落ち着かなくなるということもなく
口さみしくて、ガムを噛むとか水を飲むということもなく
甘いものに走るということもなく
逆にお菓子とか無駄なものを買おうという気にもなりませんでした。

これも言っておきたい

僕は禁煙を始める上で何の特別な準備もしていません。

タバコに関するものをすべて捨てるとか
決意表明を紙に書くとか
周りの人に宣言するとか

特別なことはしていません。

ただ、坐禅の感覚をもってすれば禁煙って結構簡単にできるんじゃないかってふと思って、それでやってみたらこの2日間はほんとに簡単にできているってだけのことです。

禁煙つらいどころか、心地よいと思うほうが多いような。。。
こんなことってあるのかな。
期待していた以上の坐禅のちから

3日目までが離脱症状のピークらしいけど、たぶん明日も禁煙できるような気がする。
坐禅(瞑想?マインドフルネス?)ってほんとすごいと思う。
心に支配されないで、意識的に生活するといろんな問題をクリア出来るんじゃないかな。

とりあえず3日目も坐禅で

3日目は今日よりもさらに楽に禁煙できるように意識してみよう。
禁煙できたら、禁煙出来てよかったこととかも書いていきたいな。
今気になるのが、禁煙で血圧は下がるのか。
今日血圧図ったら最高血圧145、最低血圧100だった。

この経過も検証していこう。
また明日ご報告します。

禁煙3日目の記録

禁煙してから3日が経過しました。
今日も離脱症状はありませんでした!
タバコは百害あって一利なしっていいますが、一利はあるかもなと今日ふと思いました。

タバコを吸うことで得られる唯一のメリット
それは禁煙体験ができること。

坐禅を多少かじったことがある僕が坐禅の意識状態をもって挑めば簡単に禁煙できるんじゃないかってほんの思い付きで始めたこのチャレンジ。
まだ3日目ですが、この仮説は正しかったと確信しています。
この三日間離脱症状がまったくありませんでした。

今日は5回ほどタバコ吸いたいなって気持ちが湧いてきました。
しかしその気持ちも10秒程で消えていきました。
禁煙自体は全然つらくありません。

ただ、これは修行に近い。常に自分と向き合うこと。これまで意識してこなかった意識を保ち続けることは多少困難に感じます。しかしそのことにより得られるものはすごく多いという風にも感じています。自分を知ることの価値とでもいいますか。
坐禅、瞑想、マインドフルネス、、、

これらを深める上で禁煙ってめちゃくちゃ効果的だとわかりました。

いつのまにか目的と手段が入れ替わってます。

「禁煙するために坐禅をしよう」から「坐禅を深めるために禁煙しよう」

に意識が変わってきました。

今回の挑戦では、ただひたすらに自分の心の動きに注意を向けます。
タバコを吸いたい時の意識状態を注意深く観察します。

そうすると、タバコを吸いたい時には無意識が働いていることがわかります。
無意識状態であることを意識します。

これをただ事務的に繰り返します。
無意識状態を放置しておくとおそらく離脱症状に苦しめられるのではないかと思います。

禁煙3日間の様子

 

 離脱症状は出ていない。

 落ち着かなくなることはない。

 いつもよりストレスを感じるということはない。

 いつもより堂々としていられた。

タバコによるストレスはないのですが、楽ではありません。
これまでの意識習慣を意識的に変える意識。
たばこが吸いたいと思ったらすぐに内面に意識を向けて観察すること。
今に浸りきること。

走っている時の感覚やお湯につかっているお湯の温度、餃子のニラのにおい、手をふくときのタオルの肌触りとか立っているときに足にかかる重みとか呼吸とか

それで今回のチャレンジで思ったのが、

禁煙って坐禅力ひいては人間力を高める上でこの上ない訓練相手だなあ

ってこと。

禁煙を通して、自分の内面を眺めているといろいろ見えてきます。
これまで苦手としてきたこと苦しんできたことの意味が分かります。
この3日間だけで、確実に以前よりメンタルが強化されてる実感があります。
対人ストレスがかなり減ってます。
疲労感も軽減されています。

思考や感情の垂れ流しがいかにメンタルに悪いかってことがすごくわかります

「意識」

人間って奥が深いなあ

禁煙して大事なことに気づけたなーって気がします。

意識が変わると、世界が変わる

まったくそのとおりだ。

禁煙7日目の記録

令和4年3月1日正午、禁煙チャレンジスタート
令和4年3月7日
僕は勝利をした。
完全試合。

1週間という短い時間でまだ勝利と断定するのは早いという意見もあるかもしれないが、僕の中では勝利した。

たばこは、もう吸わないと思ってもちょっとした出来心でついつい1本吸ってしまい、それまでの苦労が泡と化すなんて話は飽きるほど聞く。

僕自身、しばらく禁煙していた時に、道端に見慣れないタバコのケースが落ちていて、それを拾ったらどうやらフランスのタバコらしく外国人観光客が落としていったんだなということで、好奇心を盾にそのタバコを吸ってしまい、禁煙を断念した苦い思い出がある。

何をもって勝利とするか

それは

「簡単になったこと。難しくなくなったこと。」

これでいいと思う。

禁煙自体、もう苦ではなくなった。まだ吸いたいという衝動が時たまやってくるけれど、その攻撃力は蚊ほどのものしかなくやられる気がしない。3秒眺めてれば消える。

僕が今危惧しているのは、

禁煙で使用して磨いた坐禅スキルを錆びつかせてしまわないか。

ということだ。坐禅はすごい。

まさかこんな簡単にタバコが止められる日が来るとは思ってもいなかった。

これまで何回挫折したことだろう。
あの手の震え、落ち着かない感じ、タバコを買ってしまった時の自己嫌悪、
タバコを辞められるなんて思ってなかった。

長年吸っていた人でこれだけ簡単にお金もかけずに辞められた人ってそんなにいないと思う。
坐禅はすごい可能性を秘めている。

そう感じた。

実際禁煙チャレンジ中、自分のメンタルが強化されていることに気づいていた。
不安や恐怖、怒りなどの感情。これまで自分を支配していた感情が表にあまり現れず、より自由でいられた。

しかし

1週間禁煙して少し気が緩んだせいか、怠けたい欲がどっと押し寄せてきた。

ゴロゴロだらだらしたり、甘いスイーツや、コンビニのカップラーメンで食事を済ませるとか、面白くない動画を見続けてるとか、1週間の反動なのか、湧いて来る思考感情のままに流されている自分がいた。

問題はすべて自分の心の中にある。
禁煙自体は禁断症状もなくつらいものではなかったが、たえず今を観察することはなかなか辛かった。坐禅的生活はまさに修行である。

その修行、やればやるほど得るものがある。成長を実感できる。
禁煙は修行をする上で程よい負荷を自分に与えてくれた。
タバコに感謝したい。

最後に

いかがでしたか?

少し頑張ってる感じがありましたね。

記録の中には坐禅とか瞑想というワードが出てきますが、簡単にいうと次の2点を常に意識することです。

今していることをじっくりと噛みしめて深く味わうこと。

タバコが吸いたくなったり苦しくなったら、その感情をただ眺めて掴まず追わずこねくり回さないこと。

もう一つ大事なことがあります。

それは「簡単に辞められると信じていた」ことです。

今思えば最後のそう信じていたということが禁煙成功の一番大きな鍵だったと思います。

人間は信じた通りになる。

できないと信じればできないし。

できると信じればできる。

至ってシンプルなのかなって思います。

この記事が皆様の禁煙成功のためのヒントになれば幸いです。

ありがとうございました。

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