私は金沢市に住んでいます。生まれも金沢市で今まで兵庫県、愛知県、香川県、長野県にしばらく住んでいました。旅行が趣味で各県いろんなところへ訪れています。それぞれに色があります。そこで地元民ならではの穴場スポットを含めた石川県の魅力を見て感じたままに日記で伝えていけたらと思います。
~海を走る車に乗って~
今回は、石川県羽咋市にある「千里浜海岸」です。
石川県は大きく分けると加賀地方と能登地方に分かれています。兼六園やひがし茶屋街がある金沢市は加賀。輪島の朝市や和倉温泉加賀屋があるのは能登。(加賀屋なのに能登ってちょっとややこしいな)。
ここ千里浜は能登地方にあります。全国でも唯一、世界で3か所しかないと言われる、砂浜の波打ち際を車で走れる場所です。通称「千里浜なぎさドライブウェイ」。長さは約8㎞あります。車で走れる秘密は砂浜の砂の粒の大きさにあるようです。大きさが一粒、約0.2mmと小さく海水を含むと固く引き締められることから車の走行が可能になるようです。というわけで実際に走ってみました。
日本海を見ながら「のと里山海道」を走る
千里浜は金沢駅から車で約30分ほど離れたところに位置しています。
7月の日本海の様子です。天気が良くて波は穏やか。いい景色です。千里浜までの道のりは「のと里山海道」を走ります。のと里山海道は金沢と能登をつなぐ生命線と言っても過言ではない石川県では重要な道路です。
砂浜「千里浜なぎさドライブウェイ」を走る
のと里山里海街道千里浜ICを降りてすぐ、千里浜海岸の入口が見えます。
海の入口。なんというんでしょう。この今から海が広がる直前のワクワク感。日常から離れ、心が解き放たれる解放感。DNAに眠る太古の記憶が呼び覚まされるのでしょうか。海は偉大だ。自然は素晴らしい。サンダルを脱ぎ捨て海に向かって走る若者たちのイメージが湧いてきます。
いよいよ砂浜を走ります。
おおお!車が走ってる。車線がない。なんだか変な感じがする。なんだこの感覚は。
おおお!車が近くを走ってる。なんだか変な感じがする。道を車で走るという当たり前の記憶。その当たり前の脳にインプットされた記憶と違う情報に頭がざわざわしています。軽い興奮です。
しばらく走っていると、まるで日本ではない遠い別の国にいるような不思議な感覚を味わえます。
海の家が並んでいます。海で食べる吐きハマグリとか最高です。
砂浜の色が2色に分かれています。右のように白くなっている部分は海水で固まっていない部分ですので走行には注意が必要です。急発進、急カーブ、急停止などは厳禁です。車がハマってしまったら、JAFを呼ぶか近くの人に助けてもらってください。
千里浜で潮干狩りは出来るのか?
千里浜での潮干狩りは残念ながら禁止されています。(2023年7月6日現在)
千里浜海岸では、潮干狩りは禁止されています。
密漁行為とみなされますので、決して持ち帰らないでください。
石川県羽咋市公式ホームページ
私、千里浜でハマグリを獲る気マンマンで来たんです。だって数年前には出来たから・・・・
直前に知りました。バケツもってプールで泳ぐ用の水中メガネも用意したのに・・・・
千里浜では海水浴は出来るの?
千里浜で海水浴はできます。ただし海開き時期があるので注意しましょう。
7月中旬から8月中旬まで、海水浴場が開設されますので、お楽しみください。
なお、お盆を過ぎるとクラゲが出ますのであまりおすすめできません・・・。
石川県羽咋市公式ホームページ
千里浜でバーベキューや花火はできるの?
千里浜でバーベキューや花火はできます。(2023年7月6日現在)
砂の上に直接火をたかないこと。
ゴミと炭を必ず持ち帰ること。
の二点を守って、車や波に気を付けてお楽しみください。
石川県羽咋市公式ホームページ
砂浜でバーベキューしてハマグリとかトウモロコシとか焼いて食べるってほんと最高。あ、あとイカとかも。
ちなみにキャンプもできるそうです。ただし必ずゴミは持ち帰ることと、夜は真っ暗になるので車には気をつけること。(石川県羽咋市公式ホームページ)
石川県のマスコットキャラクターの「ひゃくまんさん」とだれか。上の二人は知らない。いい顔してるな。
まとめ
石川県は金沢市も魅力ですが、能登にも良いところがたくさんあります。千里浜海岸もその一つです。波打ち際を走ってみると、きっと面白い感覚を味わえると思いますよ。それは走った人にしかわからない感覚です。そこでバーベキューで焼きハマグリを味わうのも良いですし、もう少し足を延ばして能登の上の方を目指すのも良いと思います。まだまだいいところがありますから。ここ千里浜をまとめると
ワンランク上のドライブを体感できるところ
そんな千里浜でした。
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