(令和5年1月30日更新)
現在10年に1度の大寒波が襲来しているとのニュースが流れ世間をざわつかせています。ここ北陸の石川県金沢市でも例外なく人々がざわつき寒波襲来前にスーパーから野菜や肉が消えました。昨日、冷え切った体を温めようとお風呂に入ろうと思ったらお湯が出ませんでした。今も出ません。能登半島ではずっと水道管凍結破裂による断水が続いています。
こんな混乱のさなかで、最近私が購入して本当によかったアイテムをご紹介したいと思います。
それはマーモットのダウンジャケット(モンスーンダウンパーカーTOMUJL27)です。
寒い季節にお助けのアイテムはダウンジャケットですね。とはいえ以前の私はダウンジャケットってなんだかモコモコしていて動きにくいし見た目も自分の好みではないなあってことで少し敬遠していた部分があります。同じように感じている人も多いのではないでしょうか。
しかしマーモットのダウンジャケットを着てみてその先入観は簡単に覆させられました。本当に良い買い物をしたなと思っています。
そもそもマーモットってご存じですか?
マーモットは1970年代にカリフォルニア大学サンタクルーズ校の学生であったデイブ・ハントリーとエリック・レイノルズがアラスカで出会い、マーモット・マウンテン・クラブを結成したことがきっかけで始動。1976年には、アウトドアアパレル企業として初めてゴアテックスをギアに採用しました。
私は趣味でちょくちょく登山をすることもあり、着るものは登山メーカーが多く特にアウターはほぼ登山メーカーで揃えています。厳しい自然の中でも耐えうる生地。高い機能性と保温性。街中でも関係なく着られるシンプルでおしゃれなデザイン。そういうところが気に入っています。
実際街を歩いていると、様々な登山ブランドを身にまとった人々を目にします。その中で圧倒的にノースフェイス率が高く、スーパーで晩御飯の買い物をしている時にでも必ず一人はノースフェイスを身に着けています。ノースフェイスの次はモンベル、パタゴニア、マムートといったところでしょうか。あくまで私の行動範囲での話ですがマーモットを来ている人に出会ったことがありません。
マーモットのダウンジャケット(モンスーンダウンパーカーTOMUJL27)を着てみて良かったこと
①周りの反応がすこぶる良い
「え!すごいかっこいい」「それめっちゃ高いやろ」「良いダウン来てるね。」「おしゃれですね」などなど
やたら褒められるもんですから、気分も良くなって心なしか自信がアップしたような感じになりました。金沢市でマーモットを来ている人はいませんから目立つんでしょうね。シンプルなデザインですが。
②着心地抜群
実際に着てみた感じですが、とにかく暖かいです。身に着けた瞬間から暖かさを感じ、どこかにカイロでも入っているのかなって思うくらいに温かいです。寒い北陸の地でも寒さを感じることはありません。
そして軽い。ダウンジャケットのあの重々しく動きずらい感じはまるでありません。着心地抜群です。
(令和5年1月30日、北陸石川県金沢市、気温-1℃)
上の写真の中をマーモットダウンジャケットを装備。フードをかぶりポケットに手を入れて歩いてみました。フードが頭にすっぽりフィットしてまるっと覆ってくれます。完全に冷たい風が入りません。
実際氷点下の中を歩いてみた感じ。全く寒くないどころか温かさを感じます。はじめから暖かいです。ズボンはユニクロのジーパンを履いていたので足に寒さを感じましたがマーモットで覆った頭も含めた上半身がぽっかぽかです。なんでここまで温かいのかほんと不思議に思えるくらい。こんなに軽いのに。高級羽毛布団を被って歩いている感じ。顔は露出していますが冷気にあたってそこは気持ち良く感じられます。もうほんと寒さ対策完璧です。
冷気を完全に遮断して自分の体温を外に逃がさない。その体温を吸収したマーモットが自分を温めてくれる感覚です。
なぜここまで温かいのかちょっと調べて見ました。
ダウン90%/フェザー10%使用
ダウンジャケットの「ダウン」ってそもそもなに?
「ダウン」とはダウンジャケットの内側に使われる素材で水鳥の胸にある綿毛らしい。そしてフェザーとは水鳥の羽の部分らしい。水鳥ってたしかに極寒の湖をしれーっとした表情で浮いてますよね。水鳥の毛が寒さから身を守っているんですねー。すごい。この暖かさは水鳥のおかげなんだと思うと水鳥に感謝感謝です。
そして「ダウン〇%」というのは暖かさの基準で割合が高ければ高いほど暖かいらしい。「ちょっと高くても軽くて暖かいならダウン90%」というのが巷のセオリーらしい。
「マーモットはダウン90%/フェザー10%」
何も知らないで購入してた自分が恥ずかしい。どおりで暖かいわけだわ。
ターミザクス使用
なんですか「ターミザクス」って、私初めて聞きました。
「ターミザクス」とは東レ(株)が開発したラミネート素材のことらしい。ターミザクスは耐水性と透湿性に優れているらしい。(参照:東レ株式会社ホームページ)
どおりで大雪が降っても水を吸い込んで生地がべたっとする感じもないし汗をかいても蒸れた感じもなくすごく着心地がよいわけだ。納得です。ターミザクスすごいです。
FP=750
FP(Fill Power)とは簡単に言うとダウンの膨らみ度を数値化したものです。この数値が高ければ高いほどダウンが暖かく体を包んでくれるイメージが出来ると思います。
一般的に500~700のフィルパワーのものが「良質」のダウンで、700フィルパワー以上のものが「高品質」のダウンと言われています。
「マーモットのダウンジャケットは750フィルパワー」
着てみるとすぐわかりますが、ほんとに暖かさ自体が体を優しく包み込んでくれているような安心感があります。
③他のアウトドアブランドと比較しても安い
ノースフェイスや他のアウトドアブランドのダウンジャケットと比べて安いです。値段はユニクロ程ではないにしてもこの品質でこの値段はコスパ最強だと思います。
(マーモット:モンスーンダウンパーカーTOMUJL27)
(ノースフェイス:マウンテンダウンジャケットND92237)
(マムート:ダウンジャケットFloeberg HS Thermo Hooded Coat 1010-29131)
(パタゴニア:ダウンジャケット20600)
④他人と服装がかぶらない
金沢市でマーモットを来ている人を見たことがないので服装がかぶって気まずい感じになりません。むしろ差別化が図れておしゃれを引き立たせてくれていると感じます。なんども言いますがここ金沢市でマーモットを来ている人を見たことがありません。ノースフェイスばっかりの地域です。みんなノースフェイスが大好きです。そんな中でマーモットを来ていたら「お!」ってなります。
春先の肌寒い時期にこちらのパーカーもおすすめです。
(マーモット ストームジャケット TOMOJK00)
超軽量で生地はペラペラですがその分動きやすくて保温性もあり。これまたコスパがいい。
日本のお店からマーモットが消えるかもしれない
先日ヤフーニュースを見て驚きました。
マーモットとライセンス契約を結んでいたデサントジャパンが2022年12月31日をもって契約を終了し3月31には取り扱いも終了する。というものです。
マーモットジャパンの公式SNSには契約終了の告知以外、すべての画像が削除されています。今後のマーモットの日本展開は未定になっているらしいです。私のお気に入りのブランドが日本から姿を消すかもしれないと思うとすごく寂しい気持ちです。まあこれだけ良いブランドですから他の企業が日本展開を買って出てくれることを期待したいところです。
まとめ
寒さ対策、着心地、おしゃれ、値段の総合評価でマーモットのダウンジャケット(モンスーンダウンパーカーTOMUJL27)は個人的に100点満点だと感じました。これらの総合評価でマーモットダウンジャケットを上回る代物があるのなら是非教えてもらいたいです。
いまのうちにコスパ最強のマーモット、チェックしてみて損はないですよ
コメント