石川県で最も人気の観光数スポットはおそらく兼六園でしょう。兼六園の良さは小学生のお子様にはわからないかもしれません。私も幼いころはこんな木や池しかないところ何がいいんだろうと思っていました。だけど年を取るごとにその素晴らしさが心に染みてくるところだと言えます。
そんな兼六園を相対するもう一つの石川県のビッグスポット金沢城を紹介したいと思います。
個人的には金沢城は外から眺めるのが一番です。もし貴重な休みを使って金沢に来て観光をするなら金沢城内の敷地を歩くより別のひがし茶屋街や近江町市場、鈴木大拙記念館などを回ることをお勧めします。
私は金沢市民として良いところを伝えたいと思います。ありのままに。
私から見て金沢城の見どころは外見です。(あくまで私の感想です。)
堂々と聳え立つ金沢城石川門
金沢城のいっちばんいいところはここです。ここが一番美しい。ほんとにここ。ここだけ。ちょっと言い過ぎか。いやでも私は本当に思う。ここは本当に素晴らしい。この外見の美しさ、雄大さに比べると中を歩くと私は正直残念な気持ちになってしまう。
よく見れば石垣や当時の建築を再現した作りなど見どころはあるのかもしれない。だけど何かが足りないと毎回思ってしまう。それは何だろう。
金沢城公園内部
金沢城公園の敷地内に一歩足を踏み入れるとまず目の前に現れるのがこの第一の門だ。
とてもスケールが大きくあたりを見渡して感動する。当時のお武家方の往来などを想像してとても心地がよい。
第一の門をくぐると開けた金沢城公園が広がっている。とても広い公園だ。芝生の緑にお堀が映える。とても美しい光景だ。
金沢城の正門「河北門」だ。こちらも圧巻のスケールだ。
門の中を見ることができる。
金沢城の土蔵「鶴丸倉庫」
江戸時代の作りが再現されている。
「五十間長屋」外側と内側
とても美しい。
「玉泉院丸庭園」
加賀藩3代目城主前田利常により作庭された庭園を再現
とても美しい庭園です。
まとめ
このようにブログでまとめて見ると、金沢城公園もなかなか美しくて見どころがたくさんありそうな気も致します。
しかし一言言わせてもらうと全体的に広すぎると感じるんです・・・
とにかく広い。そのわりには休憩できるところが少ない。
金沢城公園内をすべて見ようと思ったら相当歩くことになります。
一つを見終えたら次の場所までとにかく歩く。その間の景色もさほど変わらない。
すべてを見終わった時には疲労感が残ります。
すべて回ると大人の足で1時間くらいですが体感としてはもっとかかるように感じます。
金沢城公園は兼六園とセットで観光することをすすめられて、セット割引もありますが兼六園を全部回ってから金沢城公園も更に全部回るとなるとそうとう大変です。真夏の暑い日には休憩所も少ないので注意が必要です。
それと金沢城公園には金沢特有の匂いがあまり感じられないです。復元されて比較的新しいからかもしれませんが、情緒とか風情のような奥ゆかしさがあまり感じられないのです。(筆者の主観です。)
器としてはとても広くて綺麗で良いと思います。
ですので金沢城公園はそれ自体よりも箱物としてそこで行うイベントを引き立てる装置として見るのがいいのではないかと思います。
コメント