この夏休み、県外から甥っ子と姪っ子がやって来たのでのとじま水族館に行ってきました。
元々のとじま水族館に行くことは決まっていたのですが、小さい子供がよそから遊びに来て行くところは石川県にはあまりありません。
のとじま水族館は金沢市中心部から里山海道に乗って車で約1時間の七尾市能登島にあります。
当日は35℃を超える炎天下の猛暑日でありながらお盆の帰省組とみられる県外ナンバーの車が広い駐車場を埋め尽くしていました。
やはりみんな考えることは同じのようで、石川県で子供の遊び場と言えばのとじま水族館というのが定番のようです。
良い意味でも悪い意味でもお子様連れで石川県に来たならば、のとじま水族館に行くしかない。
立地が素晴らしい
のとじま水族館はその名前からもわかるように、島の上にあります。
そこは自然の濃度のとても濃い場所にあります。普段の景色との違いに心がどうしても晴れます。
その状態で海の生物たちと戯れる。楽しくないわけがありません。
ちなみにこののとじま水族館は2018年のトリップアドバイザーによる「日本の水族館ランキング」で第10位に選ばれています。
さっそく子供たちと館内に踏み込みます。
青の大水槽
館内に潜入していきなりの巨大水槽です。
青の世界に光が差し込み、魚たちが泳ぐ姿はとても神秘的です。
とくに大きなジンベイサメが青の世界を悠々と泳ぐ姿には心を奪われます。
遺伝子に眠る太古の記憶が反応するのでしょうか。
幻想的で心躍る回遊回廊
青の巨大水槽の次は暗闇の中をプロジェクションマッピングにより光の海の生物たちが空間を泳ぎ回りっています。さらに両脇には色とりどりの現実の魚が泳ぐ水槽に囲まれます。この空間においては子供のみならず大人も心を動かされないわけにはいきません。現実とはかけ離れた別世界。そこはまるで宇宙空間あるいはおとぎ話の世界のよう。
異形の生物たち
その姿は宇宙生物としか思えない。
すべてを悟ったものの目をしている。
古代ギリシアの戦の神か
宇宙人と交信しているのか
ドクターフィッシュだと
水族館の中にはすべてを見尽くせないほどたくさんの海の生物たちがいます。のとじまの海に住むものから世界各国の生き物たちに至るまでその数は膨大です。
今はまだ見ることができるイルカ、アシカショー
この日は頭から湯気が出るんじゃないかという、まさにうだるような暑さでありました。そんな中でもイルカアシカショーを一目見ようとする人、人、人。
人間でもできないような器用な芸当をやってのけるイルカやアシカそして飼育員は本当にすごいですよ。場内からは何度も拍手や歓声が上がっていましたよ。
そんなイルカショーですが、近年動物愛護の観点から動物を見世物として扱うことはやめようとする動きが世界的に起こっているようですね。既に一部の国ではイルカショーを禁止している国もあります。いろいろ賛否があるようですが、当のイルカさんやアシカさんはどう思っているのでしょうかね。
実際のところ芸を覚えるイルカやアシカは普通の自然に生きるものと比べて寿命が長いという報告も目にします。
いずれにせよ、そのうちこの国でもイルカやアシカショーが見られなくなる日が来るかもしれないですね。
のとじま水族館で楽しんだ後に合わせて行ってもらいたい場所
せっかく能登島まで足を運んだのなら、あわせて是非寄ってもらいたい私が大好きなおすすめの場所があります。先日幼い甥っ子たちと一緒に行った時にたいそう喜んでくれた場所です。
帰りの車の中で明らかにテンションが上がった子供たちの姿が印象的でした。
和倉昭和博物館とおもちゃ館
車の場合、金沢市とのとじま水族館の同線上にありますので通り道に見えてきます。
子供たちが行って楽しめる場所かどうかはちょっと心配だったのですが、そんな心配をよそに目を真ん丸くして楽しんでいました。
和倉温泉総湯
「プロが選ぶ日本の旅館100選」で36年連続第一位(2023年9月現在)に輝く名旅館「加賀屋」があります和倉温泉の総湯です。
いろんな総湯を見てきましたが誠に堂々としたもんです。貫禄が違います。
その違いを実際に肌で触れて感じて見てください。
さいごに
たまに行く水族館は魚に興味がない人でも、非現実世界を味わえてとても楽しめる場所です。
水族館だけにとどまらず、のとじまの自然は美しくそれだけでも都会から足を運ぶ価値があるのではないでしょうか。
今回子供たちが喜んでくれていたのは本当に何よりでした。
*コンビニ(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ)の各店舗で入場券を購入するとお得。
通常料金(高校生以上) 1890円→1690円
(中学生以下3歳以上) 510円→460円
購入日より1か月間有効です。
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