2004年10月、兼六園からほど近くに開業したこの21世紀美術館。
この美術館が金沢の流れを変えた。と私は思っています。
加賀五彩に象徴される金沢の伝統文化の色に新しい色を加えてより奥行きが広がった。
これまでの流れを遮ることなく上手く調和してより魅力的な金沢が育っていく大きな契機となったのがこの21世紀美術館の誕生だったと私は思っています。
そろそろオープンから20年が経過しますが、訪れるの人の数は相変わらず多く週末にはあふれんばかりに国内外のバラエティー豊富な人達で賑わっています。
地元の学生から海外のトップモデルたちまでが同じ空間で、同じ世界に浸っている。
そんな21世紀美術館を歩いてきました。
~円形と四角の静かな世界~
21世紀美術館は空の下に円形と四角の構造物で構成されています。
とてもシンプルで自然と調和しています。
自然の内側でゆっくりしずかに流れる時間
光につながる廊下
地下1階と地上1階の展示スペース
「タレルの部屋」
天井が四角く切り取られて平面的な空が映る。
鈴木大拙館と同じような静寂の世界が広がっている。
思わず思索に耽る自分に気づく。
~生き生きと陽気に映る外の世界~
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