2023年10月16日
突然ですが3日断食をやってみようと思いました。(当初3日の予定が勢いで2週間まで伸ばしました。)
断食の方法は基本的に水と白湯のみです。(*延長を決めた3日目以降少量の塩とトマトジュースを摂取しました。)
ここにその記録を書きます。出来るだけリアルタイムでその時の様子を書いていきたい思っておりますので、体調の変化により日によって文章の感じが異なってくると思われます。あえて修正せずその時の心身の状態でその時の心境や状態を綴っていきたいと思います。
これから断食を始めようと思われる方の参考になれば幸いです。
なぜ断食をしようと思ったのかその経緯を書きます。
断食の目的は「脱依存」です。
依存脳になってしまうと自分が本当に求めていることがわからなくなるとこれまでの経験で思いました。
私が断食をする理由
私は今年の8月からまず禁煙を始めました。禁煙を始めてもう少しで3か月が経ちます。はじめの頃のつらい離脱症状を乗り越え、今はまったくタバコを吸いたいとは思いません。
禁煙に成功し、次にカフェイン断ちを始めました。こちらはもう少しで1か月が経ちます。タバコ同様、初めの頃の離脱症状は辛いものがありましたが、それを乗り越え今はまったくコーヒーを飲まなくても平気になりました。
タバコとコーヒーを辞めている時に強く感じたのは「依存心」の存在です。離脱症状で苦しんでいる時にその依存心というものが輪郭のはっきりした形として確認することができました。
依存心はどこまでも体や心を蝕もうとしてきます。地獄の餓鬼畜生のようにそいつは常に渇きと飢えを抱えています。そして貪ります。とにかく醜い。タバコが吸えないならせめて体に悪い別のものを要求してきます。醜い雄たけびをあげながら。
私は自分の心の中にある依存心という醜いものの存在を確認したのです。
依存心が悲鳴をあげて何度も離脱症状という形で私を苦しめてきました。
私はその苦しみを通して「依存心の輪郭」を掴むことが出来ました。
私の中に醜いモノがいる。それを放っておけば実際の肉体も汚染されてしまう。地獄の餓鬼畜生のような見た目になってしまうと思いました。
以前私はパチンコやスロットと言ったギャンブルにも依存しており、それを辞める時も同じように苦しかったです。
タバコ、コーヒー、パチンコ。そのどれもが中毒性が高くやめるのが難しいと言われています。
それらに依存している時には、とにかくそれらを求めます。
タバコが吸いたい。コーヒーが飲みたい。パチンコが打ちたい。
ストレスが溜まった時、そのうちのどれかで発散しようとします。実際にそのうちのどれかを摂取すれば一瞬ストレスから解放されます。そしてまたストレスが溜まったら求めます。その繰り返しです。
そして「依存症」になります。
依存症は大切なものを奪っていきます。お金や自由、健康、時には人間関係まで悪くします。ろくなものではありません。
本当の私はタバコやコーヒーやパチンコを求めていません。それらを求めているのは依存心です。
依存心が強くなりすぎると本当の自分が見えなくなります。
私はタバコ、コーヒー、パチンコ以外にもさまざまなものに依存しているのだろうと思います。
これらを辞めることで、この際自分に必要のない有害なものはできるだけ切り捨てたいと思いました。
だから断食しようと思ったのです。
食べ物の依存から脱却したい。といっても当然のことながらこれからの人生何も食べないというわけにはいきません。自分にとって必要なものとそうでないものを自分の感覚で判断できるようになりたい。そんなことができるかどうかわからないですが。とりあえず3日断食をしてみます。
現在の体重と血圧も掲載しておきます。
私は10年以上高血圧です。タバコとコーヒーを辞めても血圧はさがりませんでした。体重は8キロほど増えました。
1日目の様子
前日の食事は朝昼夜といつもと同じように同じ量を摂りました。明日からしばらく食べれないという心細い気持ちから夜にお菓子(ビスケット2袋)を食べました。
1日目、お昼ごろにお腹が鳴り何かが食べたくなるも我慢しました。
少し落ち着かない状態が続きました。
舌が少しピリピリするのを感じました。これは断食前から頻繁にあることなのですが、軽いアレルギー症状のようなものだと思います。しかし何に対してのアレルギーなのかははっきりわかりません。
夜いつもご飯を食べる時間にまたお腹が鳴りました。無性に二郎系ラーメンが食べたくなりました。普段ラーメンは食べません。二郎系ラーメンは一度しか食べたことがありません。カロリーの高い体に悪そうなものをお腹いっぱい食べたいという衝動に駆られました。それでYOUTUBEの飯テロ動画を見ました。
多少辛い気持ちもありましたが、最近タバコとコーヒーを辞めたその苦しさに比べると全然たいしたことないなというのが率直な感想です。
夜もいつも通り寝ることが出来ました。
水と白湯を約3リットル飲みました。
いつもより多めに水分を取ったためかトイレがいつもより近くなりました。
この日の運動量は歩数約5000歩です。
2日目の様子
2日目の朝、寝ざめがいつもと変わらず特別良いとか悪いということはありませんでした。
午前中、人と接する時にいつもより緊張する感じがありました。
2日目も水と白湯を3Lほど飲みました。ほぼ白湯です。
昨日のようにお腹が減って落ち着かず二郎系ラーメンが無性に食べたくなるということはありませんでした。それでも美味しい物はやっぱり食べたいですが。まぁ、それはいつものことです。
飯テロ動画を見て幸せを感じます。
体力的には衰えていると思います。ジムに行ったのですが、いつものようなメニューをこなす気力はありませんでした。肉体的には多少無理が効かない感じはあるものの、仕事に対する意欲が低下するなどの精神的衰えは感じませんでした。
1日目はかなりの頻尿だったのですが、2日目は普通に戻りました。
体重が減っていました。血圧は変わらず。
体重が2日前より2.4㎏程減っています。
2日目が何事もなく終わっていきます。
明日は最終日3日目。
思ったより平気だから延長しようかと考えています。
3日目の様子
2日目までの体調は問題なかったのだが、3日目に来てズドンと来ました。
まず夜寝られず、目が冴えた状態のまま布団の中で悶々としておりました。そして夜中になんとなくいつもより強い頭痛に襲われました。
この寝られないという状態はタバコやコーヒーを辞める時にも悩まされた症状でした。
昨夜よく寝られなかったので今日一日はぐったりしていました。食べてないことと睡眠不足でかなり体力が削られている感じがありました。しかし頭はいつも通りという感じでした。
激しい運動はできません。動こうとも思わないですが、それよりも動く体が壊れそうな感じがして少し怖さを感じました。今日の運動は歩数で4000歩ほどの控えめな運動となりました。
今日はお水と白湯を2Lくらい飲み、コップ一杯のトマトジュースを飲みました。
なかなかきつい一日でした。
今日で当初目標の断食3日目が終わります。思っていたよりはきつくありませんでした。それでも気が付くと回復食は何を食べようかと唾を飲み込みながら考えている自分がいます。美味しい物を食べたいという気持ちはあるのですが、そこまでお腹が減っているという感じはないです。お腹は普段以上にぐうぐうなりますが。
何も食べていないからこの3日間便は出ていません。断食のデトックス効果で宿便が出るという情報を目にしたのでそれまで頑張ってみようかと思っています。
明日の調子次第で断食を延長します。どんな世界が見えるのか楽しみです。
ただし無理は絶対しません。
4日目の様子(奇跡が起きた)
昨晩は良く睡眠が摂れたので3日目と比べると寝ざめが良かったです。ただ腰がとても痛い。これは断食が直接影響しているのではなく、もともと腰痛持ちな上に、ライフスタイルが変わり座っている態勢でいることが増えたからだと思います。普段なら買い物に行って、ご飯用意をして、食べて片付けてという一連の動作とそれに付け加えて、体力が削られているため普段行っている運動の量も大幅に減っています。断食が間接的に腰を攻撃していることに気づきました。今日から意識的に軽めのストレッチを生活に取り入れて行こうと思います。
腰痛以外でいうと、体のだるさは3日目ほどありません。(おそらくしっかり寝れたので。)
今日も一日が始まります。未知の領域に足を踏み入れた。どんな世界がまっているのか楽しみです。
この記録を書いていて思ったのですが、自分を客観的に見るというのは難しく自分ではいつもと変わりないと思っていても、実際はまるで違うということがあるかもしれないということです。記録をつけるのは自分を客観的にみることにもつながります。昨日書いた文章はまるで頭が働いていない状態だったことが伺えます。
今日からは安全を配慮して、実際に断食を行った方の記録などを参考にしながら続けて行きたいと思います。とりあえず水と白湯に加えて少量の塩を摂ることにしました。摂る塩は精製塩ではなく天然塩です。一つは雪塩(沖縄原産で過去にミネラル成分世界一としてギネス認定されています。)と輪島塩(地元石川県奥能登の海塩です。)
線香(福井県永平寺で購入したもの)をなんとなく焚いてみたのですが、その香りが今まで嗅いだことがないくらいの良い香りに感じました。しばらく嗅いでいるとうっとりとした恍惚感に包まれました。おそらく感覚が普段より鋭敏になっているのだと思います。屋外のほのかに香る秋の匂いもこれまで以上に心地よく感じました。
からっぽの胃袋に流し込んだ白湯の温かみもとても心地がよく、いい香りや温かさに浸っていると体全体が優しいオーラで包まれ痛んだ箇所を癒してくれているように感じます。実際に午前中に感じた腰の痛みもだいぶ緩和されていることに気づきます。そしてお腹がグーーーとなっていてそれ自体も気持ちが良いという幸福感がもたらされました。
体はぐったりしている感じなのですが、心はとても静まっており疲れも感じません。初日から今日の午前中までは結構しんどかったのに、突然プラスに転じました。今朝から塩を舐め始めたことも影響しているのだろうか。。。
白湯にほんの少しだけ塩(雪塩)を入れて飲んでみた。感動するくらいおいしかった。あったかくてほんのり塩味がすごく優しく塩分が体内の全細胞にしみわたるような感覚です。普段ならば塩をいれてあるのかどうかすらわからないレベルのうすしお味だけど、嗅覚だけではなく味覚も敏感になっているようだ。たかが塩をいれただけの白湯なのに美味しいお寿司を食べたのと同じくらいの感動がありました。高級料理を食べなくても幸せを感じられるというのは感慨深いものがあります。ありがたい。
このあと奇跡が起きました!
ジムに行って体重と血圧を測りました。なんと血圧が下がっているのです。私10年程前に体調を崩して以降、高血圧をキープしています。30代という年齢で上は150以上、下は100以上をずっとキープしていました。医者からなんど危ないと注意勧告されたことか。。。降下剤は飲まずになんとか自力で血圧を下げようと、減塩を試したり運動を始めたり禁煙したりコーヒーをやめたりいろいろ試したのですがどうしても下がりませんでした。それが正常値に近い値まで下がっていたのです。これは本当に驚きました。
血圧「128ー84」って。。。このような数字をこの10年間見ていません。これには本当に驚きました。ちなみに2か月前に禁煙を始めて血圧が下がる測定を続けた結果がこちらです。
<禁煙後に測定した血圧>
上のような血圧が10年前からつい2日前まで続いていたのです。それが今日120台ってびっくりです。
何気に体重も5日前から4.1kg減っています。
断食おそるべしです。今日はとても体調が良かったです。ただ体力は壊滅的に落ちています。ジムで30分歩いてしんどくなったので帰ってきました。
5日目の様子
昨晩はしっかり寝ることが出来て、スッキリと起きることが出来ました。
他の人のブログなどを見ていると、断食中は副交感神経が活発化されるせいか、不眠に悩まされる人が多いみたいですね。そして他に多く見られた内容としては肌が綺麗になったという人が多かったです。多いというか肌質が変わることは断食した人のほとんどが実感していることではないでしょうか。
私も言われてみれば、肌の感触がいつもよりさらっとスベスベしている感じは確かにあります。
昨日は長年悩んでいた高血圧が正常値になるという奇跡が起きました。この勢いで慢性頭痛も治ったりしないかな~なんて期待しています。
今日も一日が始まります。どんな変化があるのか楽しみです。
一日がもうそろそろ終わります。あいかわらず腰の痛みがありましたが、体力的にまったく問題ありませんでした。それどころか昨日より明らかに体力が回復しています。何も食べていないのにこのエネルギーは一体どこから来るのでしょうか。
普段と比べて体力はなくなっていますが、デスクワークをした後の疲労感を以前ほど感じなくなっています。
一日の間でしばらくの間ですが、意図せずに深い深いリラックス状態に入ります。その状態は非常に心地が良いです。これは4日目から引き続き起こった現象です。体を壊していた10年間一日も感じたことのないようなリラックス状態を今味わえています。
夜はどうしても大食いのYOUTUBEを見てしまいます。お腹は空いていないのですが、たらふく美味しい物を食べたいという欲求があります。やはり食っていうのは快楽の一種なのかなと思ってしまいます。
6日目の様子 (再び奇跡が起きる!)
昨晩もぐっすり眠ることが出来ました。寝ざめも良くて6日間何も食べていないことを一瞬忘れてしまうくらい気分がいいです。腰は少し痛いです。
睡眠に関して大きな変化がありました。血圧が下がったことに引き続き自分にとっては奇跡に近いことです。
夜中に一回も起きていない!!!
これわかる人にはわかると思います。私は夜寝ている間に3回ほどトイレに置きます。トイレに行かなくても眠りが浅いため、何回か目が覚めます。それが一度も起きずに目が覚めたら外が明るかったんです。これには本当に驚きました。これまで高血圧と同じように眠りの質を高めようといろいろと工夫してちょうど今高いマットレスや枕を購入しようかどうか迷っていたところなんです。断食ってすごいな。
朝、ネットニュースを見ていたらこんな記事がありました。
男性も悩む「更年期障害」原因不明の体調不良で休職…10年後に病名判明した男性(52) 頭痛、発汗、不安感…対処法は?(ヤフーニュース引用)
上の記事では約10年間原因不明の体調不良に悩まされた男性が更年期障害と診断されたという記事です。私もこの男性のように10年以上体調不良で地獄のような日々を送ってきました。いろんな医者にかかり鬱とか適応障害とか更年期障害とか頸性神経筋症候群いろんな診断名が出されました。薬を飲んでも良くならず気功や鍼治療、電気治療なども試しました。4か月間の入院もしました。自分で出来ることはなんでも試みました。その結果あることに気づきました。
「自分は自分に無理をさせ過ぎていた。」
ということです。現代人は無理をし過ぎだと思います。脳にも心にも体にも内臓にも。
無理をすることになれてしまうと、力を抜くということがなかなかできなくなります。どんどん筋肉や神経がこわばってきていろんなところに不調が出始めます。そして心から笑うことが出来なくなります。
このことに気づいてから、出来るだけ無理をすること頑張ることを辞めようと思いました。そして自分を大切に労わることをしました。それから症状は少しずつ改善していきました。
タバコとコーヒーをやめました。特に毎日のコーヒーを辞めたことは良かったです。私はコーヒーは頑張るために飲んでいましたから。ずっと自分に鞭を打っていたツケはあとに必ず回ってきます。タバコやコーヒーは中毒性が強く脳の機能を狂わせてしまいます。貪るようにそれらを欲するようになってしまう。そうして本当の体や心の声は聞こえなくなってしまう。食にも同じことが言えるのではないかと思い断食を始めようと思ったんです。実際やってみてその効果にめちゃくちゃ驚いています。もし自分と同じような人がいるのなら、無理をしないこと、頑張るためにコーヒーやエナジードリンクその他薬に頼ることはやめること、それから断食をお勧めしたいです。
今日は一日ゴロゴロと過ごし無事一日が終わりました。
3日間のみ断食をするつもりが明日で1週間になります。
明日もどんな一日になるのか楽しみです。
7日目の様子
昨晩は夜中一度トイレに起きました。立ち上がった時に体がだるくふらつくことがありました。その後寝て朝起きたら正常な状態に戻っていました。心身ともに調子は良くも悪くもないという感じです。しかしまだ朝起きた時の腰痛は引きずっています。
今日も体力はないが、精神的にはまったく問題ない一日でした。断食初めて3日目までは緩やかに調子が下がって行っていて心配だったのですが、4日目以降は逆に調子が上がっています。これ天然塩の影響もあるんじゃないのかなという気がしています。天然塩を取り始めたタイミングで調子が上がっていて、さらに以前私は天然塩による健康法を試していて一定の効果を感じた経験があります。
上の書籍では精製塩より天然塩(海塩や岩塩など)を摂ることを強く推奨されています。この本を参考に塩水療法を試したところ私はお通じが有り得ないくらい改善されました。そして驚くことは天然塩をとっても血圧は上がらないということです。断食についてもそうですが、世の中で常識といわれていることはまるであてにならないと年々感じます。
ジムに行って体重と血圧を測ってきました。
血圧が更に下がってる。10年くらいずっと150ー100辺りをキープしていたのに。。。
断食の効果は本当にすごい!
そして食について考えさせられます。
これまで「量を食べすぎ」もしくは「悪い物食べ過ぎ」ていたということがこれではっきりしました。
断食後の食生活が大事になってきます。
体重は断食前と比べて4.8㎏減!
でも実は私3か月前くらいは70㎏くらいだったんです。それがタバコとコーヒーを辞めて以降食欲が爆発して3か月で7㎏くらい増えたんです。この短期間で体重の増減が激しすぎるけど大丈夫だろうか。
そういえば性欲が落ちています。
突然ですが、これは明らかです。そういえばアダルトサイトをまるで見ていません。
意識して見ていないわけではないです。気づいたら見ていませんでした。
よく言われることですが、食欲と性欲は結びついています。
それについて実感としてもあるのですが、特に肉食が多いと性欲が増すように感じます。
性欲が落ちていることについてですがとても爽やかな感じがします。
似ていますが性欲が湧かなくて落ち着かないっていう状態と全然違う爽やかな感じです。
8日目の様子
今朝も良い目覚めです。この3日ほど続いていた腰痛もほぼなくなっています。
なんとなくこれまでより気分が良いような。これは天気のせいかな。
雲一つない秋晴れの空、外を歩くと甘い香りがほのかに漂う。なんともすがずがしい日だ。
3日目以降どんどん調子が上がっています。体力的には動けば疲れるしその分のしんどさはたしかにあるんですけど、精神的な安定感がアップしているんですよね。慢性疾患が少しずつ少しずつ癒されている感覚です。
ここまで血圧や睡眠、肌などが改善されていることを書きましたが、更に改善されているのは目の疲れです。スマホ、パソコンや本などを見ると以前はすごい目が疲れていたんですけれどそれが大幅に改善されています。
まさか8日目でこんなに気分よく入れれるなんて想像もつきませんでした。どんどん調子も上がっているしこのままずっと断食続けていたいとさえ思います。ただもう少ししたら食べることを避けられないイベントがあるので回復食のことも考えてそろそろ終了になります。
ちなみに断食の公式な世界記録は1962年スコットランドで382日間という記録があるようです。この時は水、茶、ブラックコーヒー、炭酸水、ビタミン、ミネラルのみで過ごしたとのこと。
それよりもっとすごいのはインドで食べ物はおろか水すらも取らずに何十年も生きている人がいるみたいですね。ほんとかどうか知らんけど。
9日目の様子
今朝もすっきりとした寝ざめでとても快調です。朝起きたとき全身にベビーパウダーを施されたようなさらさらとした心地よさを感じます。明らかに肌の質感が変わっています。今日も一日に感謝です。
断食をしてメンタルが安定しています。1か月前にこれと同じ状況であれば間違いなく心が乱れているであろう場面でも落ち着いています。断食をすると無理をすることが出来なくなります。出来なくなるというよりかは無理をしようという気が起こりません。たしかに少し動けば疲れるし体力が落ちてはいるのですが、それも無理をしなければなんてことはありません。疲れているからこれではなくて別の事をとか、いっそのこと休んでしまおうという感じで。行動がよりナチュラルに出来るようになるんです。猫のように。逆に言えばハードワークを強制されるような環境におられる方は完全な長めの断食は厳しいと思います。
今日も昨日に引き続き穏やかな良い一日を送ることが出来ました。
明日はいよいよ10日目になります。10日食べないでも生きられるんだな。
今自分の体は何をエネルギーにして動いているんだろうか気になるな。ということでちょっと調べて見ました。どうやらケトン体をエネルギーに変えているようです。ケトン体・・・。
体はもともと糖をエネルギー源にしていたのが脂肪に切り替わり、体内に貯蔵されている脂肪を脂肪酸に分解し、脂肪酸からケトン体を作りケトン体をエネルギー源にするらしい。
そういえば断食中、お腹のあたりの脂肪が燃焼しているような感じがあります。これほんとに。
10日目の様子
昨夜もトイレに一度も起きることなくグッスリ眠ることができ、快適な目覚めを味わいました。
今日で断食10日目。幼い頃に人間は食べ物を10日間取らなかったら死んでしまうと聞かされていたその10日間を迎えました。おそらくその刷り込みがあったせいだと思いますが、食べないことに対する恐怖心がこの断食中にもわずかですがありました。10日経って体が弱るどころかこれまでに嬉しい効果がたくさんありました。
他の方のブログやユーチューブを見ていると効果は千差万別ですが、共通しているところもあるようです。中には幻覚や幽霊が見えだすとか1㎞離れた先のラーメン屋の匂いがわかるとかオカルトチックなものもありますが今のところ私はそんなことありません。それから他に多く証言されていることで、少ない睡眠時間でも頭が冴えてキレッキレになるというもの。これも今のところ私にはありません。頭に関して言うと、知的活動をしても疲れにくくなったことは確かに感じます。
それにしてもここまで効果を感じた健康法はこれまでなかったです。でも断食ってなかなか実行できないですよね。私は体調を壊してから食べるものが気になり始めずっと断食をしたいなとは思っていたのですが、それが許される環境にありませんでした。多くの人がそうだと思います。自分が許しても他人が許さないんです。以前職場で同僚に今断食に挑戦してるってこぼしたところその後上司から呼ばれて注意を受けました。仕事に支障が出るからやめてください!って。断食に対する偏見が強いのかもしれませんね。
世の中には断食の良さを唱える人は多くいますが、どうやらその声がかき消されているようです。
以上のように様々な書籍が出ています。断食をやってみるとこれら書籍に書かれていることは本当のことなんだろうと思います。ちょっと断食や食について勉強して実生活に取り入れていこうと本気で思っています。
今日は結構体を動かしましたが、それほど疲れることもなく体力的にこれまでで最も楽な一日でした。
そういえば今日新しい発見がありました。断食を始めてからより深く瞑想に入れるようになっていることに。日本人は休息を取るのが下手だと言われています。私自身も本当に下手で休息は大きな課題でした。一体どうすれば疲れが取れるのかといろいろ試していたところ瞑想にたどり着いた感じです。最近瞑想後のリラックス効果が格段にあがっています。断食と瞑想は相性がいいと思います。
健康的な血圧をキープしています。もし断食をしていなかったらこの先死ぬまで高血圧のまま人生を進んでいたのかと考えると本当に断食をしてよかったなとしみじみ感じます。薬以外で下げる方法を発見したことは本当に大きいです。前にも書きましたが、軽い運動を数年継続したり、減塩したり、タバコを辞めたり、トマトジュースを飲んだりしてみても血圧は下がりませんでした。
体重は5.4㎏減。これもすごいな。運動はそこまでしていないから脂肪を燃焼させてエネルギーを作ってくれているんだな。人間の体はすごい。
10日何も食べなければ死んでしまうと聞かされていましたが私はとっても健康的に生きています。
11日目の様子
朝起きてしばらくしてから笑ってしまいました。
その時の心の声は「今日で断食11日目かぁ~、それにしてもなんでこんなに晴れ晴れとした気分なんだ」です。断食11日目という重たいワードとあまりに軽い心のギャップがおかしくて笑いがこぼれてきました。しばらく患っていた腰痛が完治しています。
そして今朝断食11日目にして初めて「便」が出ました。うわぁ、来たか!って思いました。待ちに待った噂の宿便かと。はじめは水状の赤色の液体(トマトジュース飲んでるから)がしばらく出てそのあと鹿のフンのようにコロコロとした兎糞便が3粒ほど飛び出しました。トマトジュースのせいで色は確認できませんでした。私は以前宿便が出ると評判の海外のハーブティーを飲んで真っ黒い便を出したことがあります。その時とかなり感じが異なるのですが今朝出た便は宿便だと認定していいのでしょうか。まぁ健康であればどうでもどちらでもいいのですが。
12日目の様子
昨日は夜更かしをした。夜更かしをした日の翌日は決まって気だるい感じになるのだが今日はどうだろうか。朝の目覚めはいつも通り良いです。
やっぱり一日気だるい感じになりました。そのため一日雨のせいにしてゴロゴロしていました。
断食すると寝なくてもバリバリ動けるようになるという報告をいくつも目にしましたが、自分の場合はそうもいかないようです。まぁこれは通常どおりです。
だから今日は現状維持といった感じです。一日損した気分。。。まぁ自業自得だな。
でも自分はしっかり寝ないといけない体質なんだということがはっきり分かったのでこれはこれで良しとするか。
断食はあと2日にすることにしました。先にも上げましたがもうしばらくしたら食べなければいけないイベントがやってくるためです。それを除いてももう十分に断食のすごい効果を体験することが出来たので結構満足しているところです。
回復食をどうするか。
最初は玄米おかゆ。たくあん。味噌汁。豆腐。にしようと思っています。
とても沢庵が食べたい。
とりあえず今日は早めにしっかりと寝よう。
13日目の様子
朝、少し体がだるい。やはりここまで禁欲的な生活を送っていたためかその反動があるようだ。一度大食い系の動画を見だしたらエンドレスで見てしまう。大食い系の動画もそうだが、視覚と聴覚に直接訴えかけてくるASMRもやばい。画面にドアップで映し出された大量の揚げバターと美女。うつろな表情で揚げバターを頬張る女性。そして本能に響く咀嚼音。これは癒しを超えた快楽だと思う。夜中布団の中でこれらの動画を見続けて睡眠不足に陥ってしまった。
お腹が空いているわけではないんです。本当の意味でお腹が空くという感覚はこの10年の間でほとんど感じたことがありません。自律神経失調症その他体調不良が関係していると自分では思っているのですが、子供の頃にあったであろうお腹ペコペコと言う感覚はもう忘れてしまいました。
空腹感は感じないが美味しい物を食べたいという欲求は強くあります。これってタバコやコーヒーなどの中毒症状と似たような種類の欲求なのではないのかと思っています。見る動画もラーメンとかスイーツとか揚げバターとか体に悪い物ばかり。いわゆる美味しそうなもの。タバコやコーヒーを辞める時にまったく同じ症状が現れました。タバコが吸えないならばせめて別のラーメンや甘いお菓子などをくれ!と体の底から叫び声が聞こえてきました。この声はとても醜くストレスを感じます。これこそが貪る心、依存心の正体だと私は思っています。一つ言えることはこの依存心は人間をデブにする。禁煙や断食をして思うことは世の中にはこの依存心をくすぐる物や情報がめちゃくちゃ多いということです。我々はそれらを知らず知らずのうちに摂取し中毒になっている。この時代は中毒時代と言っても過言ではないと思います。
今日は昨日に引き続き午後から体がしんどくなって横になっていました。これは一昨日夜更かしをしてから完全に流れが変わりました。それまでは日に日に大量がよくなって心も体も軽く感じていたのが、昨日と今日はとにかく重たい。これは断食によるものなのか睡眠不足によるものなのか、おそらく両方だと思います。私は特別睡眠不足には敏感で昔からちょっと遅く寝ただけで次の日は一日ぐったりして一日中不快な思いで過ごすという体質なので、その点は断食しようがなにしようが変わらないようです。
ドラッグストアで買いだめしたトマトジュースで、外国産の岩塩が入っているものなのですが、その塩分が気持ち悪く吐き気を感じた。初めて口にした時はそう思わなかったのですが、5日くらい続けて飲んでいたら体が受け付けなくなっています。
初めての断食で2週間という長い期間は少し無理があったかもしれないと感じます。
明日は断食最終日、今日はしっかりとした睡眠を志して有終の美を飾りたいと思います。
14日目(最終日)の様子
昨夜、たくさん美味しい物を食べている夢を見た。
朝起きた。
だるい!たしかにだるい。3日前から体と心が重い。それまでは体はだるくても精神的にすごく好調だったのに。
断食初めて最初の3日間が少々しんどくて、最後の3日間もしんどい。間の8日間は快適だった。
ある意味綺麗な形なんじゃないかな。
思えば思い付きで始めた断食。当初3日間のつもりが2週間まで伸ばした。ほとんど知識もなく断食の準備もろくにしていなかった。普通徐々に食事量を減らしていくみたいだが、自分の場合は前日は普段通りの食事でさらにしばらく食から離れるのが名残惜しく夕食後に甘いお菓子を2袋平らげたもんな。
それでもやってみて本当に良かったと思う。この経験は今後の人生に大きな影響を与える挑戦だったと思う。今までの生活を振り返ると自分の快楽のために体、特に内臓に無理を与え続けていたんだと実感する。これまで何度も体の悲鳴を耳にすることはあった。それでも自分の欲や過去の常識に囚われて必要以上に食べ続けたことが現在の様々な体調不良と結びついていることを知った。
午後になってから体の調子が回復してきました。しかし胃と口の中が気持ち悪い。数日間飲んでいた外国産の岩塩が入ったトマトジュースの後味がずっと残っています。まっさらな体の中に入れるものとしては不適当なものを入れてしまったのだとわかりました。とにかく吐き気が酷い。それをかき消したくて無調整豆乳を飲みました。
断食中は何を口にするかは本当に大切だということを痛感しました。これを反省し明日からの回復食を慎重に選びました。そのための食材を買い込んで準備は完了です。地元の味噌蔵までいって購入しました。ここは食材にこだわって添加物が入っているようなものは極力避けました。結構高くつきました。回復食1日目のために7000円くらい使いました。それにしても無添加の天然梅干しって高いんだな。
今日計測した体重と血圧です。
血圧が絶好調!
これ本当に信じられない。今回の断食の効果でこれが一番うれしいかもしれない。
体重は断食前と比べて7.3kg減!
2週間でこれだけの体重が落ちるのはすごいな。
脂肪は寝てる間に燃焼するらしい。そしてその燃焼効率を高めるためには空腹の状態で寝るのが良いらしい。これまでお腹いっぱい食べてすぐ寝る生活をしていたことを反省。
肌の調子が良くなっているのは感じていたが、髪質も良くなっていることに気づきました。
断食ほんとすごい!
回復食期
いろんな情報を目にしていて共通してみなさんが言っていることは、「回復食はめちゃくちゃ大事!」だということです。この期間をないがしろにして突然お酒を飲んだり食べたかったものをたらふく食べてしまって吐き気や苦しさにのたうち回ったりとんでもないリバウンドをしてしまったなんていう人もいるようです。
私も断食中に体に合わない添加物の入ったトマトジュースを飲んで3日間吐き気や倦怠に苦しみましたので回復食は慎重にいきたいと思います。そのために昨晩は方々を走って買い出しに行ってきました。
できるだけ無添加のものを選びました。
一食目は多くの人がおすすめしていた「スッキリ大根」にすることにしました。このスッキリ大根はごっそりと宿便を出してくれるそうです。果たしてどうなるのか楽しみです。
回復食1日目
数日前に飲んだ海外の岩塩入りのトマトジュースの苦しみからようやく解放されつつある。そのためか朝の目覚めも清々しく今のところ15日間何も食べていないのに体調はすこぶる良い。これから回復食1食目の「スッキリ大根」を作る。15日目の固形物。ワクワクドキドキする。
一食目「スッキリ大根」(梅流し)
スッキリ大根
りんご
いくつものブログを見て作ってみた。
大根は薄く短冊切り。(料理をしない人は短冊切りがわからないと思うので画像添付)
このスッキリ大根が回復食1食目に最も適しているという意見がすごく多かった。
作り方、容量、そして食べる順番を守ると宿便が出るらしい。
15日ぶりの食事はやっぱり嬉しかった。大根2分の1本をペロリと平らげた。それだけの大根を食べると飽きるという声が多かったが、さすがに15日の食事離れのおかげで最後まで美味しく頂くことが出来た。昔テレビで断食上げの一食目の重湯を口にした女性が大袈裟な歓喜の声をあげていたが、それほどではなかった。ただおいしい。大根の旨味や昆布だしの甘さ、味噌の強い味を楽しんだ。
食べ終わって30分くらいしてお腹のあたりがゴロゴロなりだした。例の宿便だ。人によっては出過ぎるくらいで過ぎてトイレから1時間ほど出られないと言う人もいるみたいだが、私はとても控えめだった。でも明らかにいつもと違う便だった。その時思い出したのだが、私は3年くらい前からご飯を白米から玄米食に変えた最初の頃同じような便がしばらく出ていました。日常的に玄米を食べていたらあまり宿便がないのかも知れませんね。
食事はよく噛んで頂きました。よくというよりもとてつもなく噛みました。固形のものが全部ゲル状になるくらいまで噛みました。一食にここまで咀嚼したことは生まれて初めてかもしれません。
2食目
玄米の重湯
豆腐の味噌汁
納豆
味噌汁は市販の出来あいの出汁は使わず、鰹節と昆布でとりました。納豆や味噌も添加物の入っていないいつもより倍以上高いものを使いました。
味噌汁がうまい!
いつもよりだいぶ薄味だと思いますがすごく優しい味で胃に染みわたりました。
そして豆腐が甘い。
幸せを感じました。
地元金沢市大野町で醸成されている↑の「ヤマト味噌」。余計な添加物は一切入っておらず12か月間熟成された味噌です。
私は以前味噌なんてどれでもいいかと思ってスーパーに置いてある一番安いものを選んでいたんですけど、それを「ヤマト味噌」の6か月熟成味噌に変えて、その味の違いに感動したことを覚えています。今回はそれよりさらに質の高い12か月熟成味噌を使用しました。やばかったです。
2食目もめちゃくちゃ咀嚼しました。
久しぶりの食事に酔いしれました。
食べると同時にグルメ系の動画に対する興味が失せていきました。
回復食2日目
アゴが痛い。昨日噛み過ぎたせいだ。15日ぶりの咀嚼だったし、本当に狂ったように噛んでいたしそりゃそなるか。口をあけるのがつらい。
アゴを除けば体調はとてもよい。体力が戻って生きているのがはっきりとわかる。やはり食事は尊いな。
1食目
ホット豆乳
豆乳ってこんなにも美味しかったのかと本当に感動するくらいに美味しい。
肌寒い気温も関係してか温かい豆乳が体に染みわたり体が喜んでいるのがわかります。
朝は全然お腹が空いていなかったので固形物はとりませんでした。
2食目
玄米の重湯
大根のおでん風煮込み
豆腐とわかめの味噌汁
納豆
昨日も作った鰹節と昆布の出汁をもう一度作りそこに大根を入れて炊いてみました。それ以外の調味料は使いませんでした。
20分ほど煮立たせていると、とてつもない良い香りが漂ってきます。匂いにつられてコンビニのおでんを買ってしまった過去を思い出しました。本当にいい匂い。愛だなこれ。
めちゃくちゃ美味しい!
特に大根の煮物。
鰹節と昆布と水以外は使っていないのに味が染みて本当に美味しい。
思えばこれまで濃い味付けばかりだったなと思いながら食べました。
よく噛んでゆっくりと上品な味付けを味わう。
これからはこういった食べ方をして行きたい。
大根で使った出汁を使って作った豆腐とわかめの味噌汁も絶品だった。
幸せだ。
回復食3日目
昨日に引き続きアゴが痛い。2日間で普段の1か月分くらいの咀嚼をしたと思う。噛みすぎという見方もあるが、これだけ多く咀嚼をして食事をすると食事の見えたかが変わってきます。これまでは口の中にかきこんで混ぜ込んで勢い任せで胃袋に放り込んでいた(ちょっとオーバーですが)ものをゆっくりしっかりと噛んで味わって食べると味わいが変わってきます。そうすると食べる量も減りますしダイエットにもなります。
食べる量が減ると言うと、有名人や偉人の人には小食の人が多いみたいですね。ビートたけしやタモリなどは一日一食にしていると有名ですがネットで調べれば多くの著名人の名前が出てきます。スティーブジョブズやビルゲイツなどもそのようで最も驚いたのはバラクオバマ元アメリカ大統領です。彼はほぼ毎日朝昼は食べず夜一食のみでしかもメニューは毎回「サーモンと米とブロッコリー」なんだとか。でもソフトクリームが好きみたい。小食の人は当然スリムで若々しくて頭が回る人が多いようです。
1食目
たまねぎとジャガイモとキャベツのコンソメスープ
オリーブオイルで軽く玉ねぎを炒め、ジャガイモとキャベツを気持ち少なめのコンソメで煮込む。断食で感覚が敏感になっているためか鍋からのあがる美味しい香りに打ちのめされる。いつもならベーコンを入れていたところだが、今はとにかくあっさりしたものが食べたい気分。
アツアツのスープをすくって飲んでみる。うまい。
玉ねぎとジャガイモの甘さが口いっぱいに広がる。
コンソメの風味もたまらない。
2食目
玄米の重湯
大根のおでん
舞茸とわかめの味噌汁
昨日食べた大根が美味しすぎて今日も大根を頂きました。毎日大根でもいいなと思うくらいやっぱり美味しい。断食中によく動画で見たラーメンとか唐揚げ等を食べたいという欲求は全然なくて、あっさりとしてほっとするような食べ物を体が求めています。断食をしてまさに味覚がリセットされたような感覚があります。
今日は前日の夜から煮干しを寝かせて摂った出汁で味噌汁を作ったところこれまた上品な味で幸福感に包まれました。
断食後、1週間が経って
食べる量を少しずつ増やしていきました。現在は1日1~2食で食べたいものを食べています。
1週間たって食の好みが変化していることに気づきます。
とにかくあっさりとしたものが食べたいと感じます。健康に気を使っている部分もあるのかも知れないですが、中毒性の高いラーメンや高カロリーのジャンクフードなどを食べたいなという衝動がほとんど湧きません。
以前タバコとコーヒーを辞めた時12日間経過したときにタバコやコーヒーがなくてもまったく苦にならなくなった経験から食事面でもそれと同じことが起きているのではないかと考えています。つまり中毒性の高かった化学調味料や添加物それらの物質用いた食品からの一定期間離れることでそれらの依存から脱出できたのではないかと。
それとかつて内臓に過度な負荷をかけていたことで生活のさまざまな場面で支障をきたしていたことが分かったので、その点を反省し内臓の負担を減らすために咀嚼の回数を増やしています。これはとても良くてよく噛むことでその素材の味を十分に引き出すことが出来ます。玄米を食べるのですが、普段以上に咀嚼することで玄米の甘みが本当によく出てきます。
なぜか腰痛にならなくなりました。
慢性疲労が大幅に改善されています。
私は以前寝ている姿勢でスマホや本を読むと100%の確率で腰が痛くなっていたのですが、それがなくなりました。腰が強くなっていることに驚いています。
これはこれまで余分な食事を摂ることで浪費されていた消化吸収に使われるエネルギーを体調維持に回すことが出来るようになったからではないかと推測してます。
断食をするにあたり読みたい本
かつてのベストセラー「買ってはいけない」の代表執筆者である著者が書く、食の真実!
マスコミや企業が決して言うことはない、空腹の恐るべき効果を最先端の研究に基づいて紹介しています。美容と健康につながる食の問題。読んで損はない一冊です。
著書は断食についての研究と実践を何十年と続けておられる現役医師。
断食がオートファジー(細胞内の浄化、リサイクルシステムのこと)やサーチュイン遺伝子(別名長寿遺伝子)を活性化し、体の不調の9割が解決すると言ってのける本書はとても興味深い一冊です。
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