以前から気になっていたこの「エブリシング・エブリウェア・アットワンス」を見ました。
気になっていた理由はただただアカデミー賞の7冠を制したという事実においてのみです。
第93回アカデミー賞。歴史ある世界の映画の祭典。アカデミー賞。
その年の世界のトップを決めるアカデミー賞。
そのアカデミー賞で7冠を受賞した作品なんだもの。面白くないわけないじゃん。
自分の好みに合わなかったとしても、それなりに見る価値があるのだろう。
そんな思いで観てみたのです。
この「エブリシング・エブリウェア・アットワンス」
2022年アメリカSF映画 監督・脚本:ダニエル・クワァン、ダニエル・シャイナート
出演:ミシェル・ヨー、ステファニー・スー、キー・ホイ・クァン
言っちゃっていいですか?
「僕この映画、全然受け付けません。
何が面白いのか全くわかりませんわ」(僕曰く)
1時間30分まではなんとか我慢して観ました。そこが我慢の限界でした。
最後まで見ることはできませんでした。本当に苦痛を感じてしまって。
つまらないと思った映画をわざわざブログに書くことはこれまでしてきませんでしたが、なぜこの作品がアカデミー賞7部門を制したのかどうしても理解できず皮肉な話ですがそこに興味を持てました。
「アカデミー賞受賞作なのにつまらなすぎるだろ」と。
唯一褒めるところがあるとするなら、ユニークな発想。
マルチバースという世界がいくつも存在し、その世界のそれぞれに自分がいる。(今パラレルワールドとかメタバースとか流行ってますよね)
その世界の中である時、怪物が生まれてしまった。(小太りの姉ちゃん)
その怪物と戦うのが映画の主人公のおばちゃん。
主人公のおばちゃんはマルチバースを行き来して、別の世界にいる別の特性を持つ自分の力を借用することでその小太りの怪物と戦う。しかしその力を手に入れるためには条件があった。それは「奇妙奇天烈で変なこと」をすること。(たとえばお漏らしをしたりとか)変なことをすればするほど遠くの世界にジャンプできるのだ。。。
こうやってあらすじを書いていると、なんか楽しそうだなと思えてくるから不思議だ。
でも実際は全く楽しめなかった。
その理由は一つ。
「人間の心がしっかりと描き切れていない。」
アメリカの人たちは人間の内面をあまり見ないのかな?人間の描写が甘すぎないか。
ハリウッド映画によくある、大金を費やし見た目を良くしているが中身がない映画。(全部ではない。クリントイーストウッドとか好き)
終始わちゃわちゃとしている。
インディージョーンズやグーニーズに出ていた子役が出ているとかどうでもいいんです。
アカデミー賞ってこんな感じなんや・・・・フーーーン。。。って感じですよ。
アカデミー賞の肩書が自分の映画鑑賞の基準材料にはなることはこれでなくなりました。
自分の価値を置いていない映画技術とかが評価されているのですかね。
そんなものもどうでもよくて、映画ってシンプルに見終わった後、あ~~~面白かった。って思えるかどうかこの一点だけではないですかね。
前々からアカデミー賞には悪い噂が付きまといますが、今作に置いても都市伝説的な思惑が働いているのではないかと疑ってしまいました。マルチバースというテーマでアジア人の映画をこのタイミングでスポットを当てる。。。 チュッ…多様性… ん~~~怪しいぞ
「逆に見てもらいたい!」
第93回アカデミー賞を席巻した映画
「エブリシング・エブリウェア・アットワンス」
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